テニス一筋 → 弁護士。セカンドキャリアで成功するアンソニーさんへのインタビュー!!


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学生時代はテニスに没頭。卒業後は選手にチャレンジするも断念。 その後弁護士に転身して大活躍のアンソニーさんにインタビュー!

今回のインタビューはアメリカ人です。高校・大学とテニス一筋(大学はスカラーシップ)、1年間プロツアーを回って引退し、その後大学院に通い弁護士になり開業という素晴らしいセカンドキャリアの持ち主。アメリカ人、アントニオ・アンソニーさんです。現在37歳。日本でもアメリカでも、このようなセカンドキャリアを持つ方は少ないのではないでしょうか?このような成功体験を持つ人が身近にいると、日本でテニスを頑張るジュニア達も考え方が変わると思います。シンプルながら男前な答えがいくつもありましたよ。

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ではインタビュースタートです。

Q.現在のご職業はなんですか?

A.弁護士です。

※弁護士事務所を経営しているのでマネイジメントもしてます。

Q.大学の名前とスカラーシップの種類を教えてください。

A.イースト・テネシー大学で、フルスカラーシップでした。

※フルスカラーシップは、授業料から生活費まですべて無料ということです。
テニス用品の提供もありますし、海外からの生徒には支援金もあります。

Q.テニスを始めた年齢は?

A.14歳で始めました。それまでは野球をしていました。

※日本同様アメリカでも少年のほとんどは野球をしていた時代のようです。

Q.テニスは何歳までやりましたか?

A.27歳まで。

※ツアーを回っていたのは23歳の1年、その後大学院でもプレーしていました。

Q.主な戦績を教えて下さい。

A.ツアーでは、ダブルス世界ランキングを獲得しました。

※残念ながらシングルスではATPポイントは獲得できなかったようですが、ダブルスでは獲得できたようです。フューチャーず大会はアメリカで出ていましたから、ダブルスだけとはいえ、かなりのレベルです。

Q.高校時代の1週間の勉強時間とテニスの時間を教えて下さい

A.勉強5時間・テニス30時間です。

Q.大学時代の1週間の勉強時間とテニスの時間

A.勉強10時間・テニス30時間です。

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※大学卒業後に1年間ツアーを回り、前述のようにダブルスでATPポイントを獲得しました。その後、大学院で法律を学び司法試験に合格します。ちなみに大学院も優秀な成績で合格し、スカラーシップで学んでいます。司法試験に合格した後、大学で2年間法律を教える仕事をします。その後29歳で弁護士として開業します。

Q.現在のお仕事を志すようになったのはいつですか?

A.小さい頃から将来は、弁護士か医者になりたかった

※弁護士や医者を目指すんだけど、テニスはお腹一杯チャレンジする。こういう前例が日本にも欲しいです。日本だと大学入学までに、テニスを諦めないといけない空気があります。

Q.ご家族はどのようにサポートしてくれましたか?テニス面と勉強面と両方お願いします。

A.テニスに関してはお金を出してもらました。15歳まではお父さんが試合を見に来てくれていましたが、テニスに関するアドバイスは何もありませんでした。それ以降は、見に来てくれることはなくなりました。テニス面でお金をサポートしてくれたので、勉強面では頑張ってスカラーシップを取り、お金は自分でなんとかしました。

※大学をテニスのスカラーシップで行くだけでもすごいのですが、その後の大学院(ロースクール)までもスカラーシップで行くのはすごいです。脱帽です。。。

Q.テニスを通じて得たものは何ですか?

A.たくさんありますが、強い精神力です。大学を出てツアーを回る時もお金が必要です。フランスのマネートーナメントに出てお金を稼ぎ、ツアー代に当てていました。

※この場合の精神力とは、我慢だけではなく、問題解決能力です。日本でいう強い精神力は、耐えるというニュアンスが強いですが、彼が言いたいのは、思考停止せずに考えて答えを導き出し行動することです。

Q.テニスをしてきたことが今の仕事に役立っていますか?

A.テニスはすべて一人で解決しなくてはなりません。お金も出る試合も、そして試合中も。テニスの難しさに比べたら、今の仕事のトラブルは簡単なことのように思えます。テニスのおかげだと思います。

※かっ〜こいい〜〜!!

Q.テニスを頑張っているジュニアに一言

A.とにかく楽しむこと!それだけ!

Q.ジュニアテニスをサポートしている保護者の皆様にひとこと

A.あまり強制させずに楽しませてあげてほしい。

まとめ

日本でも医大や法学部などで勉強しながら、その道へ進む学生はいます。アンソニーのように、テニスで世界にチャレンジしてから、セカンドキャリアに進むという選択肢が増えてくるといいですね。テニスも思い切りやりきる。そしてその後も思い切りチャレンジする。そういう選択肢を取ることができる日が来ると思います。新卒一括採用のチャンスを逃せば挽回が難しい日本社会ですが、本人の意志が強ければ様々な選択肢・成功例が見つけられると思います。

IN 雑談

アメリカにはテニス・ペアレンツという言葉があります。日本でいうモンスター・ペアレンツのテニス版です。アメリカには子供のテニスに強く口出しする保護者の方がいます。『テニス・ペアレンツ』とは、その方達を指して使う言葉です。子供だけでなく、コーチにもレッスン中にコートに入って意見します。ま、世界中にいます。アンソニーは、アガシの親もそうだった。だからテニス・ペアレンツだから選手が強くならないわけではない。スタンスは人それぞれです。最近父親になりましたが、私は強制させずに楽しませるというスタンスを取ろうと思います。と語ってくれました。

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