中1で単身ブラジル!高一で今度はアメリカ!その後もアメリカでチャレンジし続ける関西女子にインタビュー!!


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中学1年で親元を離れてテニス留学。一時帰国するも、高校3年間は再度海外チャレンジ。その後、選手活動→結婚→出産とアメリカでチャレンジし続ける関西女子にインタビュー!!

今回のインタビューは、海外初挑戦が中1でブラジルへ1年間というチャレンジャー女子。その後、一時帰国するも、高校3年間・大学4年間をアメリカへ留学。大学卒業後はアメリカで選手・コーチをし、結婚。現在は一児の母になりました、井上真実さんです。中1の女の子が親元を1年間も離れて留学なんて今でも勇気がいることです。それを今から約25年前に敢行した肝っ玉女子。本人はどんな気持ちで海を渡ったのか、またご両親はどのようなサポートをしたのか。

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ではインタビュースタートです。

Q.初めてテニスで海外留学したのは何歳の時ですか?

A.中1でブラジルへ。いきなり丸1年間テニス留学しました。

※今でも海外テニス留学で旅行会社のパンフレットに載っているのは数カ所。アメリカとオーストラリアの超有名どころのみです。ましてブラジルなんて治安の面など心配なことだらけ。そこに25年前に飛び込んだのはすごいの一言です。

Q.中1で丸1年というのはすごいですね!きっかけは何だったんですか?

A.友達のお父さんが、サッカー留学の仕事をしていた関係で、その友達がブラジルにテニス留学に行くことになったんです。私も絶対一緒に行って1日中テニスがしたいと思って、両親にお願いしました。

※両親にお願いした。自発的な行動だったんですね。1年もの長期の海外生活を耐えるのは大人でも困難です。自発的な行動をしたことでやり遂げる覚悟も生まれたのでしょう。

Q.その時のブラジルでの練習時間と勉強時間を教えてください。

A.テニスの練習が5時間、そして日本人学校に4時間通っていました。

※当時からブラジルにはそのような環境が存在したんですね。25年前のブラジルだと物価もかなり安そうです。

Q.一旦帰国して、次は高校から留学したと聞きました。

A.高校3年間はアメリカのニック・ボロテリーテニスアカデミー(現在のIMG)に通いました。午前中は学校、午後からテニス4時間というスケジュールでした。当時練習していた選手の中には、トミー・ハース、マーク・フィリポーシス、メアリー・ピアースなどがいました。

※錦織選手の影響で一気に国内でも有名になったIMGアカデミー。当時はニック・ボロテリーテニスアカデミーでした。当時は今の3分の1くらいの費用ですが、それでも高額。お父さんのお仕事は教員。我が子への投資のつもりで頑張って援助したそうです。

Q.大学はどこへ進学しましたか?スカラーシップはありましたか?

A.イースト・テネシー大学です。フルスカラーシップでした。

※フルスカラーシップは、授業料から生活費まですべて無料ということです。
テニス用品の提供もありますし、海外からの生徒には支援金もあります。

Q.どうして日本に帰らずに、アメリカの大学に進学しましたか?

A.スカラーシップをもらえたので。

※アメリカで大学に行くことは、日本で行くことに比べると授業料、生活費ともに高額です。スカラーシップをもらえなかったら金銭面でご両親に負担をかけることになります。

Q.すぐにプロのツアーにチャレンジしようとは思いませんでしたか?

A.怪我した時のためを考え、セカンドキャリアにも役に立つと考えて大学進学を選びました。

※本人の心の中では、プロか?学生か?、夢か?現実か?様々な葛藤があったと思います。ですが、自分でつかんだチャンスを自分で決断して決める。18歳でとても貴重な経験をしていると思います。

Q.大学卒業後は?

A.ツアーを回りました。最高WTA  シングルス630位 ダブルス450位

Q.選手時代の最高ランクを教えてください。

A.WTAランク、最高シングルス630位でダブルス450位でした。

※出場している大会はレベルが高いアメリカ国内です。

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Q.留学中、語学で困った経験はどんなことですか?

A.中学はポルトガル語、高校は英語でした。授業がついていけなくて、とにかく辞書を引いていました。

※とにかく辞書を引いていたという記憶が強く残っているそうです。慣れない環境で、日本人にとっての大きなハードルである語学をクリアすることは、とても大変なことです。

Q.留学中大変だったことは?

A.好きなテニスができるので大変だと思ったことはありませんでした。日々は大変でもたくさん練習できてたくさん試合に出られたので満足でした。

※サラッとこういうことが言えるタフな方です。タフだから中1の時点であっさり決断できたのか?それとも海外で揉まれてタフになったのか。日本ではたくさんのジュニアを指導させていただいてましたが、間違いなく真実さんが一番タフです。

Q.ご家族はどのようにサポートしてくれましたか?

A.母が、「つらかったら、いつでも帰ってきていいよ」といつも言ってくれていました。その言葉が一番嬉しかったです。

※親は子供にとっての安全基地であるべき。その言葉通りです。

Q.テニスを頑張っているジュニアに一言

A.とにかく好きになって楽しむこと

※うむ。

Q.ジュニアテニスをサポートしている保護者の皆様に一言

A.テニスは一人で戦うスポーツなので、自分で考える力をつけるようにしてあげるといいと思います。

※御意!

IN 雑談

今から約25年前に中1の女の子をブラジルに出すというのは、ご両親としても大変勇気がいる決断だっと思うんです。ただ、どうしても行きたいと言ったのは彼女自身。中1でのその自発性と行動力はすごいと思います。高校からは基本アメリカでの生活、すでに人生の半分以上はアメリカということになります。好きなことに没頭できる強いメンタルを持っていた、もしくはテニスを続ける中で育んできたと言えると思います。

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