ミスを減らしたいけど、入れるだけは嫌だと感じる時に読んでほしいこと
試合で勝つためには、ミスを減らしたいですよね。でも入れるだけのボールではダメなような気がしますよね?ではどうすれば良いのでしょうか?
打ち方
戦い方
の2つの要素から考えてみたいと思います。
打ち方
ボールは正しくヒットすればコートに入ります。この考え方はとても大切にしてほしいと思います。身体のバランスを保ってラケットの真ん中で当てて振り抜けば入ります。ですがいつもそのように正しくヒットするのが難しいのです。
100球続ける
たくさん続けば良いという練習は、メンタリティを作るのには効果的です。ですが、ボールを入れるために、正しくヒットしないという選択肢を選ぶことが多くなります。
ラリーから入る戦術
勝てない選手は、ラリーの1、2球目のミスが多いです。そしてダブルフォルトも。これは、テクニックの問題というよりも戦い方の問題です。狙う場所の問題です。まずは、コーナーではなくて、コート内の広いスペースに向かってボールを打ち込んでいくことを学ぶ必要があります。
まとめ
正しくヒットせずに入れることを学ぶと、ある程度で戦績に頭打ちが来るでしょう。ですが、正しくヒットすればコートに入るという信念で、ボールへの入り方・フットワークを習得するには、たくさんの練習時間が必要になります。
①100球ラリーのような方法でメンタリティを鍛える
②戦い方を学んでリスクを減らす
ことで簡単に負けないようにバランスをとりながら、
③正しく打てるように努力し続ける
ことが求められます。①はすぐに学べますし、②もそれほど難しくはありません。勝てるジュニアは①と②がしっかりとできます。そうすると戦えるようになりますから、経験値が溜まっていきます。そうしながら日々、反復練習で③を極めていくわけです。低年齢からある程度成果を出しながら強くなっていく必要がありますから、簡単に負けないようなテニス作りは大切だと思います。
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