身体的に劣る日本人が海外で勝つために必要な、低年齢から身につけておきたい感覚!!
それは、
崩すという感覚
です。
パワーもスピードも不要
ラリーのやりとりの中で相手を崩す。
・リズム
・ペース
・タイミング
など、テニスには崩すことができる要素がたくさんあります。
具体的には?
とにかく、相手に気持ちよ良くテニスをやらせないことです。真っ向勝負で勝ちたいというのは、人間の本能だと思いますが、テニスにはボクシングのような階級がありません。ヘビー級もバンダム級も同じカテゴリーです。
・スライス
・遅いボール
・コーナーに打たない
など、相手にとってリズムをつかみにくい、定石とは違ったボールを混ぜることが大切です。
予測を外す
・攻めそうで攻めない
・攻めなさそうで攻める
など、相手の予測を外すようなこともできると武器になります。日本人はパワーがないので、相手のボールの勢いがないチャンスボールよりも、相手のボールの勢いがあるラリー中のボールの方が攻撃しやすいです。独自の攻めパターンを作り出すと、相手は反応しにくくなります。
欧米の選手は、ガチンコの真っ向勝負が好き
強い欧米選手は、そう簡単に崩れてはくれませんが、目に見えない部分でやりにくさは感じてくれています。1セット、3セットを通じて、『相手に気持ち良くプレイさせない時間』を長く作り出すことで、勝てるチャンスを作り出せます。
私の指導経験
最後に小学生時代の奈良くるみ選手の名言
『相手を崩すのが楽しい!!』
彼女はそう言っていました。
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