低年齢キッズの将来のためにやっておいてあげたいこと
それは、
子供達が本気で頑張りたいと思った時に、将来役に立つ、伸びる選手になるための能力が、すでに自然に身についている状態にしておいてあげること
です。
具体的には、
身体の使い方とアイディアを生み出す頭の使い方
です。
エスパルシアコーチ
このブログによく登場するスペインの有名コーチ、エスパルシアコーチ(次は9月に来日決定!)は、『テニスに必要な要素は、頭・技術・足』であると言っています。
打ち方と戦い方
打ち方・・・ボールを飛ばすのに理想化された身体とその使い方+持って生まれた身体
戦い方・・・自分が勝つために理想化された戦い方+持って生まれた性格
大切なこと
打ち方・・・身体作りが重要
戦い方・・・独自のアイディアと考える力が重要
そのために必要なことは?
打ち方
リズム・タイミング・ペース・運動連鎖など、重要なポイントは多々ありますが、低年齢の頃から、大人のようなフォームに固めることが必ずしも良いとは限らないです。上記以外にも、力の入れ方、バランスを崩さない能力などを集約した結果、現れるのが打ち方です。外側から見る打ち方と、身体動作を学んで内側から変えていく方法の両方からのアプローチが必要です。
戦い方
プレイ+ステイによる試合を経験して、早くから試合に慣れることが大切です。綺麗に打てるようになってからという考えもありますが、戦い方という視点を持つには、早くから試合に出た方が良いでしょう。ただ試合に出るだけでなく、
・色んな戦術が使えるように練習する
・同じこと繰り返せるように練習する
・同じことは繰り返さないように練習する
など、打ち方ではなく、配球やポイントパターンを練習できると良いと思います。基本的なパターンが、アイディアの元になります。
私がテニスを始めたのは、高校生の時ですが、現在では、小学高学年からスタートしても遅いと言われるくらい低年齢化が進んでいます。周りのサポート次第でお子様はアドバンテージを得ます。
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