将来かっこよく攻撃できる選手になるために必要なこと。


テニスにおいて攻撃をする時に不可欠なこと、それは、
前への動き
です。シンプルです。ではなぜできないのでしょうか?

言うは易く行うは難し

相手のボールが浅く入れば前に入る。自分自身、嫌という程言われてきたアドバイスですし、ジュニア達にも口酸っぱく言ってきました。シンプルなことですが、これが本当に難しいです。

守備はセオリー、攻撃はクリエイティブ

守備の指導は、理論的に行うことができます。
・ポジショニング
・配球

などを気をつければ体系的に学ぶとができます。対して攻撃は、不確定な要素が強いので、思い切り(心)・アイディア(技)・スピード(体)を駆使してポイントにつなげる能力が必要になります。

攻撃的な戦術を使うには、低年齢からのトライ数が大切

繰り返しますが、相手からポイントを掴み取るための攻撃をするために必要なことは、前への動きです。まず前に入ることが大切で、その後のことはなるようにしかなりません。なんでもトライしてみるマインドが大切です。

正解を求めない

3月の箱根キャンプで、日本人選手の動きが一番止まったのは、『何をしても良い』というシチュエーションになった時でした。正解のある状況での動きやトライする姿勢は、エスパルシアコーチも日本人ジュニアの能力の高さを褒めていましたが、何をしても良い』と言われるとフリーズしてしまいます。
・攻撃に入ったら失敗を考えすぎない、反省しない。
今回の箱根キャンプでは、これを一つのルールとして徹底しようと思います。

日本人には日本人に合う指導

低年齢からのトライ&エラーの絶対数を増やすことが、良い攻撃ができるようになるために必要なことです。大切なことは、エラーの原因を探るよりも、まずはトライの数を増やすことです。世界中でレッスンを行い、スペインの選手以外も多数指導しているエスパルシアコーチ。今回は、日本人の特徴をしっかりと伝えて、日本人がよりバージョンアップできるように、事前ミーティングを繰り返していきます。『何をしても良い』と言われると、喜んで色々試せる国民性とそうではない国民性では、伝え方を工夫していく必要があります。。

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