ジュニアテニスで、打ち方は同じように習っているはずなのに、差はどこで生まれているのか?
それは、
ボールへの入り方
です。
打ち方はしっかりしているのに、ラリーや試合になると差し込まれるケースが増えてしまう。そういう選手は、ボールへの入り方がよくありません。
自分で自分に
足を動かしている、動かしていないに関わらず、ボールにうまく入れない選手は、『その場でボールを待っている』ように見えてしまいます。そして待っているにも関わらず、ボールに差し込まれてしまいます。相手のボールが速いから振り遅れているのであればしょうがないですが、自分で自分に振り遅れている状態です。
アンヘルのレッスンはひたすらそれ
世界中、練習内容や球出しパターンにそれほど差はありませんが、それを行うコーチによって、結果は変わってきます。バルセロナのアンヘルコーチは、世界のトップ選手を指導する時も、基本的な球出し練習が多いですが、
①足を決める位置
②ラケットの準備の早さ
③打点の取り方
など、『ボールへの入り方』を細かくチェックしながら行います。世界のトップ選手からジュニアまで、球出しパターンは同じでも、選手それぞれに対して、入念に『ボールへの入り方』を刷り込んでいきます。良い打点に入れるとボールに体重を乗せることができます。
世界中練習内容は同じな過去記事
動いているようで動いていない選手、動いていないようで動いている選手
足を良く動かしている選手でも、うまくボールに入れない選手もいれば、あまり動いているように見えなくても、良い打点に入る選手もいます。
・最初の1歩目の正確さ
・最後の1歩のタイミング
が大切です。ボールに体重を乗せて、ボールに勢いがあるうちに撃ち抜いて、伸びのあるボールを打ちたいですね。
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