競技ジュニアテニスで、ダブルフォルトさえなかったら。と感じる時に読んでほしいこと
原因は本当にサーブの技術力なのか?
サーブは、試合中のプレッシャーが集約されるショットです。
・流れの悪さ
・相手の強さ
・試合展開のプレッシャー
これら全てが緊張としてのしかかってくるのがサーブであり、特にセカンドサーブとなります。ダブルフォルトの原因は、サーブのテクニックだけではないことも多いです。
サーブを入れてそこで終わり、次でミスとかよくあること
ダブルフォルトを減らすために、薄い当たりのサーブを習得しても、サーブが入って、次でミスしてポイントを落としてしまうということは多いです。相手のプレッシャーの負担を軽減できたわけではないからです。
私の経験
プロになってグランドスラムに出るような選手でも、ジュニア時代にダブルフォルトで苦労した選手がいました。相手のプレッシャーを感じると、それがダブルフォルトという形で出てしまいます。もちろん、練習では難なく入ります。サーブはそれくらい重圧がかかるショットです。
ヨーロッパ
ヨーロッパの選手はU12くらいまではそれほどサーブが強くありません。入れるだけというサーブでも、勝ち上がるジュニア選手はたくさんいます。低年齢の時は、ラリー戦のやりとりで、相手を上回ることに重きをおいています。そして、身体が大きくなるU14からは、急にサーブ力が上がり、高いレベルのストローク力にサーブ力がプラスされさらに強くなっていきます。
身体
サーブは、身長や投動作の能力の影響が大きいです。コンチネンタルグリップや、運動連鎖(最低限の)を覚えるのはそれほど時間はかかりません。低年齢の頃は苦手でも、身体ができてくれば打てるよになってきます。サーブばかりにとらわれずに、総合的に試合を評価してあげられるといいと思います。
最低限
とはいえ、最低限の基本的な打ち方は身に付け、最低限の使い方は学んでおいた方がいいと思います。
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