スペインテニスでジュニア選手はなぜ基本の積み重ねを大切にするのか?


それは、
個性を出せるようにするため
です。

全員がナダルのようなスタイルか?

スペインテニスやクレーコーター(クレーコートを得意とする選手)のプレイスタイルというと、スピンをかけて粘るというようなイメージを持つことが多いです。確かにそうなのですが、実際は、フラット系の選手も多いですし、ナダルほど極端なトップスピンのボールで戦う選手も多くはありません。

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基本の反復

練習で日々擦り込まれるのは、テニスで勝つための戦い方です。
・深いボールを打つ
・コースを積極的に変える
・フォアハンドを使う

など、ラリー戦を有利に進めるために必要となる要素をひたすら練習します。

タレントを見極める

土台となる基本の上に、その選手の持つ能力を発揮した戦い方が加わります。全てのボールを全力で打つ選手もいれば、リラックスしてカウンターを狙うタイプもいます。基本を大切にしますが、個性も同じくらい大切にします。ボールが深く入っていれば、全力スピンだろうが、リラックスしたフラットであろうが、同じです。個性を大切にしてタレントを見抜くことも大切にしています。

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基本の徹底

練習で重視するのは、
・ボールへの入り方
・ディレクション・チェンジ
・身体を開かない

などの基本の徹底です。圧倒的な基本の土台の上で、自分のテニスを表現する。それが練習の狙いです。基本をどこまでも大切にしますが、全員が同じスタイルというわけではなく、個性の存在も大切にしています。

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