ジュニアテニスで、海外のアカデミーへ留学に行く時の、日頃の練習にも当てはまる注意点
海外に行けばテニスは向上するのか?『イエス』とも言えるし『ノー』とも言えます。それは、海外に行く時場合だけでなく、自分よりも強い選手と練習する時にも起こり得ることです。
海外テニスのパワーばかりに目がいく
海外のジュニア選手は、日本人選手よりもパワフルです。そのパワフルな部分にばかり目が行き、パワフルさを追記しようとしてしまうと、テニスが崩れてしまうことがあります。
短期は大丈夫
数週間の短期ならば問題ないですが、数ヶ月単位の留学になると、フルスイングに偏ったテニスになってしまうことがあります。
海外で学ぶ
海外のアカデミーで学べることを大別すると
①海外のテニスへの対応を学ぶ
②海外のテニスのコンセプトを学ぶ
③海外のテニスの打ち方を模倣する
というように分けることができます。
①と②でテニスが崩れることはないですが、③をし過ぎると、良くない方向に行ってしまうことがあります。
合わせて読みたい過去記事
テニスの理解度
パワーでは勝てないことを分かった上で、タイミングや多彩さで上回ることを考えられると良いですが、単にパワー勝負ばかりを考えてしまうと、
力み過ぎ→さらにボールが飛ばなくなる→飛ばしたくてさらに力む
という風に良くないスパイラルに巻き込まれて行きます。最低限の戦い方やテニスというスポーツの理解度を高めておくと良いと思います。
注目記事
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オーストラリアンオープン(全豪)ジュニアテニスの年齢分布から考える男女の育成プランの違い。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- スペインドリルの球出し練習は、ジュニアテニス選手になぜ好影響を与えるのか?