テニスでコートカバーリングが良い選手になりたいと思った時に読んでほしいこと
コートカバーリングは、
走力+予測+ラリーのペース
など複合的な要素で構成されます。それによって
・走っているように見える選手(例:ナダル選手)
・打ったらそこにいる選手(例:マレー選手)
・次のところにいる選手(例:フェデラー選手)
に分けられます。わかりやすくするために、選手名を例に挙げていますが、全てのケースを使い分けて戦っていて、それぞれの使用比率が高いかなと感じる選手を主観で挙げてみました。
・走っているように見える選手
一般的にフットワークが良い選手というと、諦めずに走って追いかけているシーンが思い浮かぶのではないでしょうか?カウンターが得意な選手がこのタイプです。諦めない姿勢は、良いお手本になりますが、走らせている時点でネガティブな印象を持つことも大切です。
・打ったらそこにいる選手
予測が良い選手や、ラリーのペース作りが上手い選手は、走り回っているようには見えないですが、相手が打って来るところにポジショニングして待っています。それほど動いているようには見えないのに、ボールに追いつくので、対戦相手からすると『打ったらそこにいる』ように見えます。とても戦いづらい相手です。
・次のところにいる選手
ラリーペースが早く、予測も良い選手は、どんどん間合いを詰めて攻撃して来ます。逃げようとしても、次にボールが来る場所にいて逃げることができません。ライジンガーの超攻撃テニスを得意とします。
走力のみではない
かけっこの走力では負けても、テニスのフットワーク、コートカバーリングの能力で上回ることは可能です。パワーポジションの安定や、一歩の広さを意識するだけでも動きは変わります。また、自分が打つボールのペースを工夫することでも、コートカバーリングを良くすることができます。色々と工夫してみましょう。
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