ジュニアテニスで球足の遅いクレーコートで学べる、チャンスボールをポイントにつなげるために大切なこと
それは、
打てるボールが来てから2、3球で決めること
です
焦る
お互いに譲らないニュートラルな状況でのラリーが続いた後、ようやくしっかりと打てるチャンスボール気味の緩い球が来ると、ついつい焦って強打してしまいます。余程浅いチャンスボールなら、決めることができますが、そうでないケースが多く、焦ってコーナーを狙うことで自滅してしまうケースが多々あります。
2・3球
慌てて1発で決めようとせずに、打てるボールが来てから、さらに2・3球でフィニッシュまで持っていくイメージを持つことが大切です。
クレーコート
ヨーロッパのクレーコートでは、球足が遅く、そもそも1発で決めることが困難です。(特にパワーがない日本人にとっては)打てるボールが来たら決めに行くという発想ではなく、打てるボールが来てから相手を崩しに行くという発想です。当然、打ち急がずに、慌てずに攻撃をすることが求められます。
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リスク
強い選手ほど、低リスクでポイントにつなげる術を知っています。そしてここぞという所ではリスクを冒して勝利に結びつけます。打てるボールが来てから1発で決めに行くことが、いかに高リスクかを肌で感じるには、球足の遅いコートでのプレイ経験が必要かもしれません。
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