ヨーロッパのテニスコーチが、ジュニア選手に球出し練習で身につけさせていること
それは
リストワーク
です。
動作の最終
運動連鎖がうまく機能しているフォームでは、連鎖の最後の動作であるリストワークが綺麗に加速します。腕力があれば綺麗に回るというものではありません。『ムチのようにしなる』という表現がありますが、そういう言葉がピッタリの動作になります。
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短縮
基本練習では、細かいアドバイスを繰り返しながら、良い動作になるように調整して行きます。1万回打って得られることを1000回に短縮できるように、良い方向に導いて行きます。具体的には、
・打点を一定にする
・正しいリストワークを学ぶ
ことで理想的なリストワークに固まって行きます。
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低年齢
低年齢のジュニアの場合、まだ大人と同じような筋力がありません。打点がズレると、リストワークに影響します。大人の場合、力で良いリストワークに持っていけますが、中学2年以下のジュニア(個人差あり)同じようにすることは難しいでしょう。
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例外
低年齢でリストワークを綺麗に行うには、打点がブレないことが必須になります。ですが、毎回適切な打点で取ることは難しく、無理矢理リストワークを固めようとすると、インパクトでの衝撃を減らそうとしてグリップが厚くなりすぎてしまいます。また、稀に、教科書通りのリストワークではなくても、うまく打てる選手がいます。そういう選手に関しては無理して変えない方が良いです。
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