スペインのテニスコーチが指導する、自らの心の癖とうまく付き合うメンタル向上法。


心の癖

選手は試合中、不安になったり、イライラしたりと、ネガティブなメンタル状況になることがあります。低年齢の選手ほど、一度そういう状況になった時のリカバリーが難しく、試合自体が台無しになってしまうことも少なくありません。

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同じ経路

ジュニア選手が、ネガティブなメンタル状態になる思考回路は、だいいつも同じような経路になります。
・リードしている時のちょっとしたミス
・得意なショットを失敗した

など、テニスの試合では、当たり前に起こりうることが引き金になって、ズルズルとネガティブな感情に負けてしまいます。

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スルりと

ジュニア達は、自分達がネガティブな状態であることに関しては、理解しています。ただそこからスルりと抜け出す方法を知りません。一言でいうと、『気にしないこと』なんですが、低年齢ジュニアにはそれが難しいです。

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目の前のことにフォーカスする習慣をつける

大人にとってメンタルはコントロールできるものですが、ジュニアにとってはコントロールが難しいものです。コントロールさせようとすると、余計に泥沼にハマってしまうことも多々あります。
・足だけは動かそう
・最初の2球だけはコートに入れよう

など目の前のことだけ考えるのが、困難なメンタル状況を抜け出せる方法です。試合中にすぐに行動に移せるように、練習でトレーニングしておきましょう。

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