ジュニアテニスは数週間でも強くなれる、重要な大会前の練習マッチでトライしたいこと。
競技テニスでは、重要な大会が近づくに連れて緊張が増してきます。直前では技術的な改善は微調整のみにして、戦い方の最終確認をしておくといいと思います。
本番同様に、ラリーから入る練習
日によって調子に波があるジュニア選手にとって、特に重要なのが立ち上がりです。ここであっさり0−3などリードされてしまわないためには、
・落ち着いてラリーから始める
ことが求められます。まず、2〜3球、ラリーをしてから何をするか考えるようにしましょう。癖をつけておかないと、すぐにコーナーを狙ってしまいます。例え練習マッチでは、相手に決められたとしても、気にする必要はありません。
サーブの使い方、ファーストサーブから回転系
自滅の中で多いのがダブルフォルト。特にプレッシャーを感じやすい選手は、セカンドサーブになると高確率でダブルフォルトしてしまいます。よく言われるように、ファーストサーブを、少し速めのセカンドサーブという感じで打ち、確率を高めていく練習をしておきましょう。
ルーティン
試合で崩れやすいのがメンタル面。自分のメンタルをコントロールできるように、試合中のルーティンを確認しておきましょう。今までしてこなかったのであれば、
・ポイント間はガットを見る(視線のコントロール)
・落ち込んだ時は足を叩く(足を動かせ!という合図)
など、何か行動を起こして気持ちをコントロールしていきましょう。
戦いきる
ジュニア選手にとって、1試合、正々堂々と戦いきることは大変なこと。
・精神的な波
・テニスの調子の波
・勝負の流れ
がありながらも、最後まで戦うことができれば、それを認めてあげることが大切です。重要な高いの前は、選手よりもコーチや保護者などのサポーターの方が、気合いが入ってしまうもの。しっかりとサポートして行きましょう。
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。