Tweet

大切な試合の前は、どうしても苦手なところ、調子が悪いところに意識が集中してしまいます。ですが急にそこばかり練習しても、すぐには上手くなりません。直前でもできることは、

使い方を確認すること
です。

コース

苦手なショットでは、左右の打ち分けをしてしまうと、エラーにつながるケースが多くなります。クロス気味のコート中央に返球することを心がけましょう。

足

苦手なショットほど、打球時に神経を使います。そうなると、打ち終わった後に、足が一瞬止まってしまい試合全体に悪影響が出ます。打ち終わった後に、足が止まらないように、流れの中で打てるようにしておきましょう。

ペース

直前の調整でもコントロールを学べるのが、ボールのペースです。ショットを速くすることは難しいですが、遅くすることはそれほど難しくありません。ジュニア選手は、速く打たないと攻められてしまうという感覚になりがちですが、少しペースを落とし、その分、次の準備を早くすることができれば、苦手なショットは相手の目には苦手だと映らなくなります。

使い方

・苦手だと意識してしまう
・苦手なので試合前にたくさん練習する
ことで、無意識に苦手なサイドを多く使ってしまうと言うことが起こり得ます。試合前には、苦手なショットのクオリティを上げる練習よりも、
・得意なショットにつなげる使い方
・狙われても崩れない使い方
など、その使い方に焦点を絞って練習しておきましょう。苦手だと諦めずに直前まで、足掻いてもがき苦しむことで、試合中に試合ん中でうまくなることも多々あります。