競技テニスで、少しずつ確実に上手くなっていくジュニア選手に共通すること


それは
アイディアを形にする能力
です。

やりたいことがある

・上手い人のテニスを見たとき
・練習中にうまくいかなかった時

などに、チャレンジしたいプレイのアイディアが浮かんできます。例えば、
・回り込んでエースが取りたい
・下がらずにライジングで処理したい

などです。

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基本技術が及んでいないとできない

そのアイディアを現実化するには、それ相応の基本技術が必要になります。高いレベルのことをしようとすればするほど、磨き上げられた高度な基本技術が必要になります。単に回り込むだけでなく、
①回り込む
②逆クロスに逃げていくように
③体重を乗せて、そのままネットに行く
④上がりっぱなを打つ

など要素が増えれば増えるほど、ポイントにつながる可能性は上がりますが、習得も難しくなります。それらを表現するための基本技術が必要になるからです。

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基本技術の習得過程でやりたいことも変化する

基本技術の習得には時間がかかります。上記の③や④は本質的な能力を高めないといけないので、半年、1年コースです。焦らずに続けることが大切です。短期的には、完璧でなくて良いのでやりたいことを形にして、ポイントにつなげることが重要です。確実に上手くなって行く選手は、その能力が高いです。少しずつ上手くなっていくには、今持っている基本技術の範囲内で戦えるように仕上げていくことも大事な要素になります。

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相乗効果

少しずつでも仕上げていくことで、高いレベルの基本技術を身につけるための、長い期間、モチベーションが下がりません。アイデアを現実化するためには、短期的には落とし所を探して、小さなゴールを設定することも必要です。アイデアはテニスが好きなら出てきます。それを実現させてコートで表現するためには、そのアイディアを形にする能力が求められます。

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