ジュニアテニスで使用頻度が最も高い、フォアハンドストロークを有効に使うために。
使い方
効果的にフォアハンドを使う方法は、
A.エースを取りにいく(足を止めて打てる)
B.散らす(ほぼ足を止めて打てる)
C.走りながら散らす(足を止める余裕がない)
の3つです。ただ返すだけという選択肢もありますが、ここでは自分からポイントを取りにいくケースを考えます。
合わせて読みたい過去記事
タイミング
上記3つのパターンに、タイミングの早さを付け加えます。自分からポイントを取りにいくには、打点を落とすフルスイングよりも、早いタイミングで取りにいくのが何倍も効果的です。
合わせて読みたい過去記事
3×2=6パターン
走らされながらタイミングが遅い→タイミング早くエースを取りにいく、まで6パターンあります。
①早いタイミングでエースを取りにいく
②打点を落としてエースを取りにいく
③早いタイミングで散らす
④打点を落として散らす
⑤タ早いタイミングで走りながら散らす
⑥打点を落として走りながら散らす
ジュニア選手がやりがちなのが、②打点を落としてエースを取りにいくことです。基本的には、打点を落としてしまった場合は、ニュートラル or 守備的なイメージを持った方がいいでしょう。
合わせて読みたい過去記事
役割
自分が打つショットの役割がわかっている方がショットに伸びが出ます。決まらないケースで思い切り打ってもボールは伸びないもの。③〜⑥のケースをうまく整理して、効果的に打っていきましょう。打点を落とした時は、ニュートラルな状況をキープして、タイミングを早められる時に攻撃、でもエースを狙うというよりも散らす意識。フォアハンドは、一番打つ回数が多いショットなだけに、効果的に打っていきたいショットです。
合わせて読みたい過去記事
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方