2018クロアチア遠征 様々なタイプの選手たち
現在ジュニア選手を引率してクロアチアに来ています。選手達は、クレーコート3大会に挑戦し、粘り強く多彩な戦術を操るクレーコーターに挑戦中です。日本を出ることで様々なキャラクターの選手を見ることができます。日本は、どちらかというと画一的になりやすい国民性。海外に出ていろんなタイプの選手を見ることで選手も勉強になります。キャラが立つ選手の代表的なタイプは、
・真ん中に当たる
・触っているだけで飛ぶ
・打ったらそこにいる
です。
真ん中に当たる
それほど足を動かしていないのに、ラケットの真ん中を外さない選手がいます。それほど運動量が多くないのに、うまくボールを配球し、相手からポイントを奪います。対戦相手からすると、自分の打ったボールの勢いが吸収されて、効いていないように感じます。正統派の選手ほど、この手のタイプの選手は苦手です。
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触っているだけで飛ぶ
手首の使い方が上手かったり、手足が長かったり、身体的特徴があり、それほど強く打っていないのにボールが伸びるタイプです。少ないエネルギーでボールが伸びるため、一般的な選手と比べて、戦い方に独特の感性があります。
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打ったらそこにいる
予測が上手く、自分がコートカバーできるペース配分でラリーができます。それほど速いボールは使わず、ボールの落とし所とそのスピードなら、コート全てをカバーできるという場所にコントロールしてきます。
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テニスの育て方は千差万別
選手を伸ばす方法は、型に当てはめることだけでは不十分です。テニスは高度に完成されたスポーツなので、勝つために必要な要素はある程度決まっています。ですが、そこにたどり着くための道筋は、千差万別です。それぞれのキャラクターを大切にすることも必要です。
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