スペインのレジェンド、アンヘルコーチのレッスンを受けて感じたこと 世界トップを生み出したコーチングが伝えること
10/14〜28のバルセロナ遠征中。土曜日の引率選手達の練習が早く終わるため、残った時間で約15年ぶりに、アンヘル・ヒメネスコーチにレッスンをしてもらいました。そこで感じたことを書いておきます。その様子は下記リンクよりYouTube動画をどうそ。
とてもキツイ、アンヘルのレッスンを受けて再確認できたことは、
①上達には結局、ボールを打つしかない
②積み重ねによってつくのは、自分で追い込む能力
③基本は裏切らない
の3つです。
①上達には結局、ボールを打つしかない
上手くなるためには、どうすればいいのか?考えることは大切だと思いますが、結局は、行動に移して練習するしかありません。頭で考えた通りにプレイできるはずはなく、考えを整理して仕舞えば、後はコートに立って一球でも多くボール打つしか上達への近道はないと再確認しました。
②積み重ねによってつくのは、自分で追い込む能力
アンヘルの反復練習は、自分で自分をゆっくり追い込むことができないと、良い練習にすることはできません。球数が増えるごとに、動きが鈍くなり、正確な打点で打てなくなります。そこで、さらに身体を動かして、正しい動きに戻し、ボールの威力を落とすことなく打ち続けることで身についていきます。ですが、積み重ねた体力がないと、すぐに疲れ過ぎてしまい、追い込むことができず、不完全燃焼になってしまいます。
③基本は裏切らない
反復練習の終盤で、身体が疲れた状態でも、
A.正確な位置に足を決め
B.正確な打点で打てて
C.体重移動ができると
ボールは、疲れていない時と同じように伸びます。基本練習は、時に退屈で上達が感じにくく、嫌になることも多々あります。なぜ、基本を繰り返しやるのか?それに意味があるのか?ということに対する、答えになりました。
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