新しい刺激と技術の融合
1月の小学生練習会を2週連続で行いました。
どちらもシングルスをテーマに3時間の練習を行い、2週目はプロ選手にヒッティングをお願いするという2人体制でした。
意識したのは、子どもたちに新しい刺激を入れること。
反復練習を求められるテニスの練習は、早くそのプレイを固めることを考えると、できるだけ新しい刺激を減らして今できることに注力した方が効率的です。
ですが、U12、U14ではある程度の遠回りをして、幅広い運動体験の中から自分にあるスタイルを探ることが大切です。
1週目は、スライスとスピンの回転とその使い道
2週目は、バランスの取れた低い姿勢とライジングショット
をメインに練習をしました。
参加選手の吸収力の高さには驚きましたが、全国レベルで成果を出しながら、カテゴリーが上がってもその成果を出し続けるには、今回のイベントで得た感覚を覚えておいて、これまでの自分のテニスの感覚と上手く統合させ、プレイの幅を広げていくことが求められます。
今の小学生は試合経験も豊富で、ボールを打つ数も基本を指導してくれる指導も充実しています。
とても上手い選手ばかりです。
それだけに、U12、U14の年代での幅広い運動体験の重要性を再確認するとともに、今後の練習プログラムにおいても、様々なショットの感性や戦術を統合することの重要性を意識していく必要があると感じました。
・強いインパクトで回転を与える感覚
・身体の軸を感じ取る感覚
・上がりっぱなのライジングでも普段通りの動きを使う身体感覚
などなど、この練習会では新しい刺激をたくさん経験してもらいました。
また来月を楽しみに練習メニューを組みたいと思います。
来月の練習会はこちらから
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