やっぱり情報!
夏からなんとなく始めたブログも今年最後の更新になりました。今年もほぼ毎日のようにテニスコートに立って、怪我もなく無事に終えることができました。自分で選んだ道であり、一生続けると決めているので満足できる一年でした。そしてこれは、バルセロナ留学から帰ってきてからの感覚なのですが、一年がものすごく長く感じるのです。周りは『一年あっという間』なんて言うので、適当に合わせているんですけど、この感覚の違いはなんなんでしょうね。。。
さてさて、今年一年を振り返ってみると、ジュニアプレイヤーにとっては、社会的風潮に巻き込まれて『育成』されずに『査定』され、
『参加してはならないレース
』にまきこまれ、散々な一年だった気がします。(以前のブログを読んで見て下さいね)でも、思い返してみれば、我々の世代も『近頃の子供達は夢がない』とか、『テストで良い点とれば教養なんかいらないみたい』(原因は受験戦争勃発かな)だとか好き勝手に言われていたわけです。基本的に子供は強いので、大人が弱らない限り大丈夫だと思っています。
そして、テニス界においても他の世界においても、『リーダーシップ』が求められています。『リーダー』がいない。。。でもその『リーダー』の存在を否定しているのも、我々自身であると思うのです。『個の時代』と言われてて久しいですが、テニスコーチも各人それぞれポリシーや指導方法が違うし、このブログのように個人で発信できるメディアもある。みんな個人個人で好き勝手にやりたいのに、『個人』でやる時の不安な要因の部分をリーダーシップに助けてもらおうとしている。やっぱり大人は弱いですよね。。。
そんな大人を勇気づけ、リーダーシップをとって人生を導いいてくれるものは『情報』だと思います。これからは、良い情報を自分から手に入れることが重要だと思います。間違いなく日本はしぼんでいきます。テニス界もしぼんでいきます。しかし、その中でもテニスを楽しんでいる人がより楽しめるようになることは可能です。ジュニアプレイヤーが今よりも大きな夢を持ってテニスに取り組むことは可能です。その為に必要な物は『情報』に興味を持つことだと思います。
ちょっと長い例え話をします。既存の企業が作る『モノ』には、高コストがかかってます。そして売れるように戦略が組まれています。ハイブリッドカーは今までの車と同じコスト構造で値段も安くなってません。なのに、エコカー減税や低燃費などの謳い文句で売ろうとします。年間のコストを考えれば、車は売ってしまって必要な時にレンタカーを借りたり、中古の安い車を買えばいいはず。国産の車なんてそう簡単に故障しません。でも、車のディーラーで、新しいハイブリッドカーを買う場合と、中古車を買う場合と、車を手放して公共の交通機関とレンタカーを使う場合との、コスト比較はしてもらえません。ハイブリッドカーを買うことが悪いことではなく、コスト比較をしていないことがよくないと思うのです。車んもディラー以外の場所で情報を仕入れることが大切です。
一般の方のテニスの上達にも、ジュニアプレイヤーの上達にも、オンコート以外で情報を仕入れる機会が必要だと思います。オンコートでしっかりとテニスの練習をしたり、アドバイスを聞く経験はしてますが、オフコートでテニスのアドバイスを受けたり、自分のテニスについてカウンセリングを受ける機会はそうそうないはず。オフコートのこの体験こそ、クルマ選びでのコスト比較に当てはまると思います。そこに興味を持つことが大切だと思うのです。例え話終了。
しぼんでいく既存の『モノ』しか知らないと、テニスを頑張る気持ちもしぼんでいく気がします。テニスの文化をしぼませない為にも、現場以外でも我々はテニスに貢献していかないといけないと思います。『情報』か~、メルマガでも始めようかな。。。そんな能力ないか。。。つけるか。。。
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