月曜日は本の紹介!
こんにちは!月曜日は本の紹介!
この本は、Twitter上でフォローさせていただいている方から
紹介された本です。
実はまだ三分の一しか読めていないのですが、
イクメンにはぜひ読んでいただきたい一冊!
- 非才!―あなたの子どもを勝者にする成功の科学/マシュー サイド
- ¥1,995
- Amazon.co.jp
『生まれつきの才能』の概念について書かれています。
著者はオリンピックに2度出場している卓球選手。
自分が卓球がうまかったのは、決して先天的な才能のおかげではなく、
「幼少の頃に、自宅のガレージに卓球台をかってもらったことと、
その卓球台で兄と放課後ずっと練習していたからだ。」
と言っています。
ものすごく納得できます。
日本人は小学生の大会をたくさんやる割には、練習時間が少ない。
誤解を恐れずに言えば、テニスはやればうまくなります。
絶対的な練習時間があれば、誰でもうまくなります。
時間をかけずに、効率よく技術だけを習得しようとしても
うまくいかないです。
この本には、練習時間について次のような記述があります。
20歳になるまでに、最高のバイオリニストたちは平均一万時間の練習を積んでいた。
これは良いバイオリニストたちより2000時間多く、
音楽教師になりたいバイオリニストたちより6000時間も多い。
テニスは運動神経という壁がありますが、練習時間の確保は大切だということです。
もう一つこんなエピソードもあります。
卓球のプロである著者がテニスのウインブルドンチャンピオンのシュティッヒのサーブを
リターンするお話。卓球において反射神経には自信のある著者がテニスのサーブには、
反応ができないんです。
反射神経がいいから、テニスや卓球ができているわけではなくて、
ある競技の練習を一生懸命する課程で、必要な能力が身についてくるということです。
正解のない世界ですが、スポーツをするお子さんのご両親のみなさんや、
我々スポーツのコーチは『才能』という言葉に対してしっかりとした概念を持つべきだと思います。
それは、いろいろな情報を得て、絶えず考えを改めていく努力を怠らないということです。
思考が停止してはいけないと思います。
頑張って続きを読むか~~~!
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