木曜日は本の紹介!
こんにちは!錦織選手、全豪オープン2回戦突破!!!
一試合通して見ましたが、ランキングを伏せてこの対決を見たとすると、
錦織選手の方がランキングが上の選手に感じるのではないでしょうか?
次のベルダスコ戦も期待です!アップセットを期待します!
今日は2冊紹介します!
以前のブログにおいて、『空気を読むことをやめよう!』
と言ったので少しそれについて勉強しようと購入しました。
- 友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル (ちくま新書)/土井 隆義
- ¥798
- Amazon.co.jp
なんか、ものものしいタイトルですよね?
実際にテニスを習いに来る子達は、体育会系だしパワーもあるし、
そこまで気にしすぎることはないと楽観してますが、社会勉強として読みました。
興味深かった所はと言うと、少年非行を例に出した社会規範から逸脱した状態を指す概念。。
全部で3つ。簡単に要約します。
『反社会的』 校内暴力に代表される学校の価値観や親の威厳に対する行為。
『非社会的』 シンナー吸引などに代表される周囲の期待や圧力から逃げる行為。
『脱社会的』 近年の一部の売春行為のように既存の秩序や価値観に全く頓着しない行為。
3番目の『脱社会的』というのが現代の若者を象徴する言葉であると筆者は言っています。
これまでの純粋さというのは、『反社会的』や『非社会的』というように、
対立する社会の不純さみたいなものがあって成立していた。
でも現代の『脱社会的』というのは、対立項がなく絶対的な純粋さを求めていると。。。
僕は『夢を見る』という言葉にも同じようなことを感じます。
僕たちの年代というのは、何かに閉じ込められそこから出ようとすることが
『夢を見る』ということでした。
『受験戦争に巻き込まれてるし、好きなことなんかさせてもらえないけど、テニスが思いっきりしたい』
みたいな。。。。
でも今の子供達は、最初から好きなことを与えられて『夢をみろ!』と言われる。
なんかそういう相対的ではなくて、絶対的な『夢』って存在するのかなぁ?と思ってしまう。。。
テニス自体が相対的なスポーツでしょ?
人と比べられて、その上を目指す!
絶対な夢なんて存在しない!
『夢』が相対的な『夢』になってからが勝負だぜ!!!!!
長くなったのでもう一冊は月曜に!
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で更新します!
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