木曜日は本の紹介!
こんにちは!
私の職場である江坂テニスセンターでは、
今日まで全日本室内ジュニアが行われていました。
男女の決勝戦を見てきました。
今後とも頑張って成長していってもらいたいですね!
さて今日紹介する本はこれ!
- キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)/佐々木 俊尚
- ¥945
- Amazon.co.jp
これはおすすめの中でも、さらにおすすめの本です。
僕は今年に入って、さんざん情報が大切と言ってますが、
その情報革命の本です。
まず最初のページにキュレーションの定義が書いてあります。
キュレーション【curation】・・・無数の情報の海から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、
そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。
テニスを頑張る人、それを支える人、全員が情報に振り回されることなく、
満足のいくチャレンジをする為に必要なことだと思います。
著者はさまざまな観点から、
情報の伝達のしくみやその歴史についてわかりやすく述べてくれています。
一つ例を紹介します。消費についての著者の考察です。以下に要約します。
戦後の時代には、息苦しいムラ社会から背伸びし、
脱出するための装置として消費は行われました。
「今はカローラに乗っているけど、課長になったらコロナに乗り換えて
そしていつかはクラウンに。」と、クルマのグレードと自分の出世、
収入を重ね合わせるというようなことが一般的だったのです。
そしてバブル期に入ると、いわゆる「背伸び消費」が頂点に達します。
背伸びした持ち物で自分を表現し、
さらに自分のステータスを上げようという心持ちが当時は一般的でした。
消費の情報をマスメディアで入手し、
服装や持ち物といった「具象的な表層性」によって自分をパッケージングし、
そのパッケージの基盤をマスメディアによって国民の多くが共有していた時代です。
その後90年代後半に入ると、右肩上がりの経済成長は終わります。今までの消費のブームは終わります。
そして「機能消費」と「つながり消費」の時代に入ります。「機能消費」とは、機能さえあればなんでも良いという消費で、大量生産のTシャツを買うといった消費です。「つながり消費」とは、お金を使う過程に意味があり、コンテキスト(文脈)のある消費のことです。
そしてクラウドやシェアの時代に入っていく。所有する時代は終わる。(要約終わり)
あいかわらず、上手く要約できませんが。。。
テニスコーチの存在も、右肩上がりの時代の終焉から
「機能消費」と「つながり消費」に明らかに分かれています。
テニスについての最低限の知識を得たい人向けの「機能消費的アドバイス」と、
そのプレイヤーの向上心や熟練度にあわせた「つながり消費的アドバイス」に分かれます。
やっぱり時代にはさからえないですね。。。
ということは、どんどんクラウドやシェアの時代に適応していかなくてはならないということ。
どうすれば、テニスを頑張る人の役に立てるのかを考えていかないと。。。
あんまり上手く説明できてないですが、この本はおすすめ中のおすすめです!
ブクログのパブーというサイトでダウンロードもできますよ!
ちなみに僕はそこでダウンロードしてiphoneで読みました!
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