木曜日は本の紹介!
こんにちは!木曜日は本の紹介!今日、紹介する本はiPhoneアプリでなんと115円のこちら!
(新作なのでアフェリがなかったので写真で。。。)
前作のデンマークに続いて今回はフィンランド編。本のコンセプトとしては、GDP3位なのに幸福度ランキングでは?位に甘んじる日本の問題点を探るべく、そのランキングで上位にランクされる国に住んでみて、その感想を述べるというもの。前作よりさらに読みやすく、すらすらと頭に入ってくる構成でした。
すべて興味深い内容でしたが、なかでも二つほど紹介します。
まずは教育について。
PISA(学習到達度調査)においてランキングの高いフィンランド。その理由の中で僕の興味を引いたのは1970年代から教育改革を進め、1990年代には教育の権限が国家から地方自治体に移行されたこと。この権限移譲がなかなかできない。
現地に高校から留学している高橋さんは、この本の中で教育について感じることを次のように言ってます。
以下に要約すると、
『フィンランドでは、小さな子供も一人の人間として扱われている。子供や若者の持つ可能性を大人達がものすごく信じてくれることを感じる』
これは、子供達を指導する立場の先生が国家権力から解放され、地方自治体において教育が行われていることが大きく影響していると思う。大人達も、誰かに信じられているから、子供達に同じようにできるのだと思う。
もうひとつは、ジャーナリズムの役割について。
フィンランドはジャーナリズムの国際的評価が高い。
フィンランドでのジャーナリズムの役割は権力の監視だそうです。
司法、立法、行政の三権分立に報道が入った、四権分立という言葉もあるそうです。
そして最後の章の『国民の武器は世論である』という主張には、元気をもらいました!
第一作同様にお薦めです!ちなみに第一作はこちら!
- ¥115
- iTunes
※モバイル非対応
iphoneやipadですきま時間にさらっと読めて、勉強になります!ぜひどうぞ!!
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