金曜日はコーチの技術公開!
こんにちは!金曜日はコーチの技術公開!
ということで、今回もスライスの指導について。
前回の火曜日のブログで紹介した、
荒療治的スライス特訓を一般のレッスンでもやってみた。
今回は、ボレーのレッスンに導入しました。
ボレーはスライスタッチですからね!結果は大成功!
前回紹介したとおり、最初はボールを自分の手で投げて思いっきりスライスをかけて
ボールを打ちます。飛んでいく方向はおかまいなしです。
でもやっぱり大人は小学生ほど思いきって失敗できません。。。
これはしょうがないですよね。
だから安全に車が運転できるんです。(ちょっと論理の飛躍かな、笑)
ボールを飛ばす方向に対して90度横に振るという、
極端なボールの切り方は少し難しいようでした。
でも2,3回やればきっとできると思いましたよ!
ひとしきりボールを切りまくって飛ばした後、今回はストロークのスライスではなく
ボレーの練習をしました。スライスタッチで運ぶ、俗に言う『つなぎのボレー』です。
みなさん、ものすごくうまく打てました。
もちろんプレイヤー本人はその変化に気づいたり気づかなかったり
ですが、格段に進歩したと思います。
それを評価してくれる第三者がいれば良かったのにと思うほどです。
その中の一人からこんなコメントがでました。
「今までは切りすぎていた、切ろう切ろうとしすぎていたけど、
こんなに当てるだけで、何もしなくてもスライスってかかるんだ!」
ということでした。
ラケットを振ってはいけない。
面を少し上に向ける。
ラケットはゆっくり扱う。etc…
どうやっても伝わらなかった感覚が伝わりました。
切りまくる練習をした結果、切らなくてもいいとひらめいた。
僕が矯正したかった部分ではない所
(別にボレーのスイングをコンパクトに矯正したかったわけではない)に、
プレイヤー本人が気がついて改善できた。
このことにものすごく喜びを感じます。
以前のブログにも書きましたが、
コーチが言うとおりの模範的な解答を口にして、
上達した感じになっているのとは訳が違います。
何よりも、そのひらめいた感覚を自分の言葉で表現できたことが、
上達できたことの証です。上達って面白いですよね!
荒療治的練習。まだまだ使えそうだ。。。笑!
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