金曜日はコーチの技術公開!
こんにちは!金曜日はコーチの技術公開!
今回は『コミニュケーション術』プレイヤーとコーチは、少しのコミニュケーションが不足するだけで、行き違いが生じてきます。まあ、人間関係はたいていそうですよね。プレイヤーとコーチも例外ではありません。
技術を指導する場合、ほとんどがコーチ主導になります。コーチがこうすればいいと思うことを、プレイヤーに実践してもらう形式をとります。その場合うまくいくケースには次の2つがあります。
①プレイヤーが練習中にコツをつまみ、上達を実感できる。
②コーチがプレイヤーの上達に気がつく。
①の場合は問題ないと思います。コーチの狙い通りの技術や気づきがプレイヤーに与えられたかどうかは、この場合無視します。それはまたの機会に。
②の場合について少し考えたいと思います。このケースでは、コーチは上達を実感できているのに、プレイヤーは実感できていません。最終的な目標(試合に勝つとか、スクールで上のクラスに上がる)などを達成する為に、階段を登っていることは確かなのですが、プレイヤー自身にその実感はありません。逆に全然、上手くなっていないと思ってることの方が多いと思います。
コーチの目からすると、階段を一段づつ登って行っているのがわかるんですけど、プレイヤーは100段くらい登らないと実感できない。してはならないのは、コーチだけが満足してしまうことです。コーチはプレイヤーを不安を共有しないといけません。もしくは、プレイヤーよりも悲観的で不安であるべきだと思います。このような場合、プレイヤーとしっかりコミュニケーションをとって、現状を説明して今階段の何段目を登っているのかを話し合うことが必要です。そうすることによってプレイヤーは安心し、明日へのモチベーションにつながると思います。
信じがたいことですが、小学生でも意欲格差がもすごく出てきています。なぜ?どうして?と考えることも大切だし、なんとかして意欲を保たせることも重要です。テニスの上達には欠かせない停滞期を乗り越えるには、プレイヤーとのコミュニケーションはとても大切だと思います。これは、コーチだけでなくマネージャーも同様もしくは、それ以上だと思います。
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