火曜日はコーチの技術公開!


こんにちは!

なんかアイスコーヒーの美味しさに目覚めてしまった今日このごろ。

特にHIROってお店のが美味しい!

今までは、缶コーヒーのUCCのブラック無糖がこの世で1番だと思っていたけど、
珈琲屋さんのはやっぱり美味しいですね!当たり前か。

さて今日のコーチの技術は、試合前の声のかけかた。

僕がよく使うフレーズは、

『シードやランキングは人間が決めたもの、

勝負は当日頑張った方が勝つ』というもの。

アバウトで僕らしいですね~、笑!

近年、11歳以下のカテゴリーでもランキングがつくため、

プレイヤーもマネージャーも過度にランキングや

それによってつくシードに敏感になりがちです。

『予選の12ブロックの第2シードといきなり当たる、くじ運が悪い。。。』

なんて台詞も聞きます。

ほとんどの場合において、自分の方が周りの友達よりも、

ドロー運が悪く感じるものだし、毎回めちゃくちゃドロー運が良い選手なんていません。

そもそも、今シードにいる選手も、最初からシードだったわけではなく、

どこかでシードを破ってとって変わったわけです。

かに、くじ運が良くて、こつこつとポイントを貯めて

ある程度までのランキングにいくことはありますが、

その選手がその上の壁を超えられるかどうかは、

実力がすべてです。

一回戦から第1シードと当たるなんてなんてくじ運が悪いんだ。』

なんて台詞もよく聞きますが、1シードと試合できるチャンスだし、

決してノーチャンスではありません。同じ大会に参加しているわけですから。

全くのレベルの違う選手が同じ大会にでることはありません。

実際、上位シードが初戦で負けることは、ままあります。

僕の知っている中学生も

『明日関西ジュニアで第1シードと当たるけど、勝ってきます』

なんていって、コーチ陣は『あいつは口だけは達者やからなぁ~』

なんてなかばあきれていたら、

本当に勝ってきた。なんてこともありました。

確かにランキングは各都道府県でつきますが、

選手の強さのレベルは大体3カテゴリーに分けることができると思います。


実力的に飛び抜けている上位4人。

その下のベスト8から予選の決勝に出る選手まで。

それ以下。

それくらいのくくりでいいと思います。

近年は、『負けたけど良かった』とか

『負けて良かった』なんていう台詞が言いにくくなっているように感じます。

それは、ものすごい閉塞感として、

プレイヤーをとりまく練習環境に影響していると思います。

インターネットでランキングチェックしてもテニスはうまくなりません。

モチベーションをあげるためや、ライバルの勝ち負けを見て、

弱点を検証するのならいいと思います。

『あいつは、このタイプのプレイスタイルに弱いのか』とか。

上に書いた3つのカテゴリーで、

一つ上のカテゴリーを目指して頑張ればいいと思います。

『あの子の方がランキングが高いから。。。』別にどうでもよくないですか?

試合当日まで、与えられた環境の中で、しっかりと準備して戦うだけです。

あのフェデラーも第7シードだった2002年のウインブルドンで一回戦負けをしてます。

勝ったのはアンチッチ。アンチッチはその2002年には大学の法学部に入学しています。

そして2011年引退を表明し、今後は弁護士を目指すそうです。

相手の方がランキングが高いから、

一回戦からシードと当たるから、

勉強もしないといけないから。。。

そんなことアンチッチは思いもしなかったのでしょう。

相手が強くても、勉強しながらでも、

大切なのは、信じてチャレンジすることですね。

アンチッチはすごいわ!

テニスで大学まで行って、就職を勝ち取るなんて、

日本のような裕福な国でしか成り立たない法則なんでしょうね。

これからは、それも厳しいものになっていくのかもしれないけど。

アンチッチは、テニスもトッププロだし、勉強もしっかりしてます。

というわけで、

『シードやランキングは人間が決めたもの、勝負は当日頑張った方が勝つ』でした!

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