正論で吠えられない。。。
こんにちは!
前回のブログで、松本復興大臣の一件について書きました。まあ、ああいう人っているし特に驚くほどではないけれど、そんな人がなぜ大臣のポストにつくことができるんだろう?と不思議に感じるというような内容で書きました。そんな松本復興大臣を擁護するツイートを田原総一朗さんがしていたので以下に引用します。
とにかく松本さんは責任感が強い。東日本大震災は阪神淡路と違って復旧ではダメなんです。津波で流された所が多く新しく街を作るには山を壊して高台を作るなどしなくてはなりません。だけど引っ越すのは嫌だと言う住民も多いです。現に仮設住宅は要望通りいっぱい建てたのですが、避難所から引っ越す人が多くない。遠いところは嫌だ、或は避難所では食事も水もただですが仮設へ入ると自前でやらなければならないからです。だから住民達が何を願いどういう街を作るのか、それぞれの市や街によって全て事情が違う。それを調整して国に要求するのが県の役割なのにこれがまるで進んでいない。それに対して新聞やテレビは国が何もやらない、何も進んでいない、と報じたてる。そこで松本さんは県よ、しっかりしてくれ、と言いたかった。それを偽悪者だから乱暴な言葉で言った。村井さんは当然、松本さんの言うことを理解していた。松本さんが辞めて一番困ってるのは村井さんです。 以上。
他ならぬ田原さんのツイートなだけに、なにか真実みがある。ここで僕が気がかりなのが、ではなぜ松本さんは、声高に自分の信念を語らないのだろうか?ということ。後からでもそれを報道することって、ものすごく大切だと思うんですけど。。。
きちんとした考えがあって、それでいて、あの場面で高圧的な態度をとってしまったのなら、なんというか政治そのものへの不信感は軽減されるような気がする。。。ってか、もともとああいう人だってことは、みんなわかってたはずだから、ちょっとYouTubeにアップされたからって、報道局がこぞってニュースにするというのもおかしな話だと思う。
報道って、結局はその内容にメッセージをこめることになる。今回の報道だと『こんな高圧的な態度しかとれない大臣は駄目だ』というわかりやすいメッセージが込められている。情報を受ける我々は、最初から松本大臣に対してマイナスの印象を植え付けられている。それならば、松本大臣に対するプラスの印象も報道しなければならないのではないかと思う。一人の人間や事象に対して、善悪の判断しかできないような報道は、いい報道とはいえないのではないかと思ってしまう。視聴率重視なら、その方がわかりやすく、数字がとれるのだろうけど。。。
閑話休題
僕の個人的な意見なんだけど、復興大臣を外国人に任せることはできないのだろうか?もちろん、そんなことではいけないことは重々承知。でも遅遅として、何も進まない。。。日本人の問題解決能力では、なかなかに厳しいのではないかと思う。今回の震災と原発問題は、日本の災害ではなく人類の災害。世界中から力を借りて解決しなければならいのではないかと思う。
国家という単位で責任とれないと思うんだけどなぁ。。。っていうか、戦争だって国家対国家というよりは、テロがメインになりつつある。なにも国家という枠組みにとらわれ過ぎなくてもいいのではないかと思う。
さてやっとこさテニスのお話。
僕は26歳で初めてバルセロナに渡り、テニスをしたわけだけど、たくさんの人に海外に出てテニスをして欲しいと思っています。テニスを頑張ることに、国家という枠組みは当然、全く必要ないです。海外のコーチは日本人相手でも、本当に熱心に指導してくれます。そしてそこには、世界のルールがあります。それを肌で感じることにより、日本の報道の偏り具合などに気がつくようになります。
13歳で単身ブラジルに渡り、テニス留学して一気に伸び、最終的に世界400位台までいった、日本人の女の子もいます。
もし言葉の壁がなければ、たくさんの日本人が海外への生活にチャレンジするのではないでしょうか?
テニスの上達にも、国家という枠組みをとりはらってチャレンジすることが、盛んになるといいと思います!
日本にいると、日本の悪いところばったかり、目についちゃうしね。住むには、間違いなく世界一だと思いますよ、日本!海外にテニスを通じてチャレンジし、日本を客観的にみて、良いところも悪いところもわかった上で、この国を引っ張れるリーダーがたくさん現れてほしなぁ~!!
せめて正論で吠えることができて、正論で話ができるような政治や教育になってほしいなぁ!
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