商業施設
こんにちは!
暑い暑い毎日&節電、節電、そして経費削減、削減。。。ここ最近、って言っても2年間くらいで、不況による商業施設の冷え込みが止まらないことが、友人やネット経由の情報などから伝わってくる。テニスを指導したり、クラブの経営をしたりとテニスを生業にしている人は、さぞかし苦しい思いをしているみたいだ。(なんか他人ごとみたいだけど。。。笑)
もともと不安定な仕事だから、不況の煽りは受けちゃうよね。しょうがない。とはいえ、GDP世界2→3位の国に住んでるわけだから、まだまだ大丈夫。楽勝です。この国は沈没しないでしょう。
スポーツを含め、商業施設では、経費である人件費を抑えて、効率よくコートを使って、なんとか不況に対して戦う。これでいいというか、これより他にやりようがない。しゃ~ないな~っていうのが、テニスコーチである僕の感想です。
赤字部門、経費率の高い部門にチェックをいれて管理していけばこの不況に耐えられます。日本人なんて、所詮まだまだお金持ってますから、この『なんとなく慎重に大事にいこう不況』が終われば、また以前のように活気がもどってくるだろう!
なが~いネタふりになったけど、そんな風になかなか戻らないと思うんですよね~。お金って一応みんな自分自身のルールをもって大切に使ってると思うんです。でも、その反面、どこまで考えて使っていても、なんとなく使っているのがお金だと思うんです。
お金を使う度に、等価交換以上の価値を得ようとして使えるもんじゃないですよね。どんなにケチケチな人でも、突き詰めて考えるとなんとなくお金を使っている。
そしてお金を使うことへのハードルが大きく変化するのは、不況になった時です。これには2パターンあります。1つ目は、シンプルに費用対効果があるかどうかです。不況でお給料が減ったら、300円のアイスコーヒーに価値があるのか考えます。なければ我慢して帰って水飲むか、麦茶を飲みます。2つ目は、不況により安かろう悪かろう商品が出現することにより、高くても良いものを買おうとする動きです。中国産の食品の衛生の悪さが問題になり、高くても国産が認められたようなことです。
そんなこんなで、不況脱出にはこのまま会社も家計も支出を抑えてぼけぼけ待っておけばいいのかというと、そうでもないような気がします。
その極めつけは、若者がお金を持っていないということ。今回の不況では、その割を食ってるのは、完全に若者です。給料は上がらないし、職はない。でも、不況を抜け出した時に、お金を使うのは若者のはず。テニス界の宝であるジュニア達のお父さんお母さんも若者です。
それに加えて、子供達が競技を続けるモチベーションが保ちにくくなってますよね。頑張り続けるって難しいですよね。これだけ情報過多で、環境が整って、根性論で努力して、結果が出る人とでない人に分かれたら、そりゃやる気なくしますよね。
そこに希望があるから、人は頑張れる。大人だって子供だってそれは同じだと思います。
コーチが教えてくれて、練習がしっかりで来て、自分なりに頑張って、結果が出なかったら嫌にもなりますよ。
話はそれましたが、土地が高い日本でスポーツの商業施設は今後さらに厳しくなっていくと思います。でもテニスをますます広めて行くには、商業施設の活躍以外には方法がないと思います。
学校サッカーがメインだった、サッカー界にJリーグの誕生により、クラブチームができ、サッカーの国民的人気が上がり、レベルも上がりと正の連鎖が続き、女子はW杯の決勝に進出までいきました。
日本のテニス界には、Jリーグ誕生のような大きな動きはないですが、商業施設はすでに揃っています。
日本のジュニアのレベルはどんどん上がっていると思います。これに加えて、底辺を支えて盛り上げて行くゾーンに人がたくさんくれば、ますます世界で活躍する選手が増えると思います。
スポーツ商業施設の経営者様、頼みましたよ!末端で汗かきまくる準備はできてますから!
iPhoneからの投稿
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- お子様に『お前は足が遅いなぁ〜』とついつい言いたくなる時に参考にしたいオーストラリアンオープンテニスのスピードデータの読み方
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。