ぼけぼけ変化推奨論。


こんにちは!
友人のWOOD TENNISのブログにもありましたが、このままでは今のテニスクラブのビジネスモデルはいつか行き詰まります。
単純に若者に仕事がなく、給料が低いまま抑えられているわけですから、消費が活気づくわけもなく、テニススクールだけに限らず、たくさんの商業施設が苦境に立たされていると思います。
高給取りのおじさん達も、自分達の給料を若者に分け与えるわけにもいかず、かといって分け与えないと、若者はお金を使わないので、自分達の会社の商品が売れない。なんちゅう悪循環。。。
どう考えても、おじさん達の給料を削って若者に配分されることはありません。おじさん達は、今までの幸せの価値観で生きてきています。持ち家、マイカー、数種類の保険、子供は二人で当然大学まで行かせる。。。などなど、高給の分は、既成の幸せ作りに消えていきます。おじさん達もいっぱいいっぱいです。
若者はもう幸せの価値観を変えて行くしかない。そして現実に、そうなってきています。できるだけお金を使わずに楽しむ方向にシフトチェンジしています。
最近のヒット商品としてパッと思いつく、DS、Will、などは高齢者をうまく取り込んで売りました。若者のみをターゲットにしてヒットさせているものは、ほとんどない。ニコニコ動画くらいじゃないかなぁ。。。
さて、テニススクールは1ヶ月1万円前後しますから、若者になればなるほど苦しくなります。ちょっと高いということです。その若者が結婚して子供ができたなんてことになったら、余計に無理でしょう。10年後、20年後には、どこのテニススクールも今の3分の1のコート数で営業することになるかもしれません。当然人員も3分の1です。
ジュニアも、モチベーションを高く保ち続けてチャレンジし続けることが困難になってくるでしょう。低年齢からの試合チャレンジは、その結果次第で大きなやる気格差を生み出すことになりかねません。。。自らの才能をどこまで信じられるのかの勝負です。
今の社会の仕組みでは、テニスコートもテニスコーチも一般プレイヤーもジュニアプレイヤーも減り続けます。
でもね、それのこととテニスを通じて楽しく生きて行くことは全く別の問題だと思います。テニスを通じて儲けまくる(ちょっと表現わるいですが。。。)テニスクラブを目指すことも同じです。
変われるかどうか、そこに全てがかかっていると思います。今までのドンブラコドンブラコした流れるプールから出て、どんな流れかわからない海にゆっくりと漕ぎ出していくことが、必要なのかなと思います。
それか、少しづつ小さくなる流れるプールに浮き輪でも浮かべて、のんびり浮かび続けるかどちらかです。
別にどっちでもいいと思ってます。他人を気にしないこと、他人の幸せの価値観に左右されないことが重要かなと思います。既婚者であれば、配偶者の価値観も大切にしないといけません。(ちょっとめんどくせぇ。。。)
僕はぼけぼけと、小さな行動を起こしながら変化の内容とタイミングを計っていきます。でもまあ、計画通りとか思った通りにはいくわけないし、いってほしくもないので、気がついたら変わってたみたいなのが、ベストだし、そこを目指します。
P.S.『なでしこJAPAN』がTVに引っ張りだこです。でもテレビ局の質問があまりにもウケ狙いすぎて辟易気味。。。
そんなん『さんまのまんま』とかに呼ばれ時に、最高級の笑いの世界を創ってくれるんだから(さんまちゃんには勝てないでしょ?俺もそっち見るし)、報道番組はもう少し澤さんや監督さんのしっかりしたコメントを流して欲しいなぁ。。。
若い選手では言えないことを言えるんだから。それを聞いて若い選手はまた勉強していくんじゃないのかなぁ?ウケたらコメントとしてOKみたいなのは良くないよ。メッシなんて10代の頃から、ものすごくしっかりとインタビューに応えていたよ。バルサでもサッカーだけでなく、インタビューの受け応えの教育もしているみたいだし。
佐々木監督のなんとも言えない表情がすべてを物語っていた気がする。メディアはスポーツ選手を育てる大きな役割があるのにね。。。
iPhoneからの投稿

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL

注目記事

テニス留学・質問についてお問い合わせ