火曜日はコーチの技術紹介!チョコレート!
こんにちは!
テニスの試合の前って何食べてますか?
基本的に、バルセロナでは何食べてもそんなに
怒られなかったんですけど、
一つだけ注意された食べ物があります。
それはチョコレート!!
(まあ僕はチョコは嫌いなので、食べませんけど)
なぜ駄目なのか?
日本のジュニアや一般の方は特に知っておいた方がいいと思います。
なぜなら、日本では1セットマッチを1日に数試合行うから。
理由を説明していきますね。
試合が終わって疲れると、甘い物が欲しくなります。
その日の試合がそれで終わりなら、別にOKです。
大好きなチョコレートを自分へのご褒美で食べていいです。
問題は、続いて2回戦がある時。
チョコレートなどで糖分を過剰摂取すると、
『インシュリンショック』という症状を引き起こします。
急激に体内の血糖値が上がるため、
血糖値を下げる為の『インシュリン』が分泌されます。
血糖値を上げたくて甘い物を食べたのに、
急激に血糖値が上がった為に、体がびっくりして、
血糖値を下げようとしてしまい、
結果として低血糖状態になってしまうんです。
ただ、どのくらいの糖分を摂取すればインシュリンがでるのか?
その量には個人差があるそうです。
だいたい40グラムくらいと言われているみたいですが。
板チョコ1枚で30グラム強の糖分があります。
(もっとあるのかな??)
それと、ジュースなどを併せのむと、
糖分が40グラムを超えてきますから、
『インシュリンショック』が起きやすくなるようです。
そして摂取する時間ですが、試合が始まる1時間以上前なら、
試合までに正常値の血糖値に戻るので問題ないそうです。
そして試合開始15分前は、血糖値が上がってインシュリンが出る前に、
運動が始まって消化されるので、インシュリンショックは起こらないという情報と、
それでもやっぱりよくないという情報の両方にわかれました。
ということは、一番インシュリンショックを起こしやすいのは、
試合前、1時間前から15分前くらいに、大量の糖分を摂った場合ということになります。
テニスの試合は待ち時間が長かったり、
逆に連続でやらされたりと、運営の事情によって、まちまちです。
うっかりチョコレートを食べた30分後に試合が入って、
低血糖のだるい体で、サーブ4本だけ打って試合なんて最悪です。
ではどうすればいいのか?
果物で糖分を摂ることです。
果糖は、血糖値を上げない糖質なのでインシュリンショックは起こりません。
試合間のご褒美は、果物にしましょう!
そしてもう一つ大事なのは、試合中は糖分を摂っても問題ないし、
逆に摂らなければパフォーマンスは低下するということです。
試合中は、インシュリンを押さえる働きがある、アドレナリンがでるので、
インシュリンショックは起こらないそうです。
アドレナリンにはそんな力もあるんですね!
とはいっても、試合中にチョコレートばりばり食べるのも
気持ち悪くなると思いますけど。。。笑。
というわけで、試合前の糖分過剰摂取は控えた方がいいと思います。
個人差があるみたいなので、気にしない人はいいと思いますが。。。
十分ウォーミングアップができていれば、
アドレナリンが出ていますから、
糖分を過剰摂取しても問題ないという意見もあります。
僕も、心配しすぎは好きではないので。。。
ただ、あまり理論派ではない(怒られるなぁ、笑)
スペインのコーチが、
『チョコレートは駄目だ!』と言っていたので、
気になって調べてみました。笑
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