金曜日はコーチの技術!コーディネーション1。定位能力。
こんにちは!
以前の本の紹介で登場したコーディネーションと言われる能力。球技だけでなく、すべてのスポーツに大きな影響を与える能力だと思います。
全部で7つ紹介されていた能力について一つずつ考えていこうと思います。
まずは定位能力について。
定位能力……相手やボールと自分の位置を正確に把握する能力
テニスにおいて、最初にこの定位能力が必要になるのは、ボールとの距離の取り方です。この能力は、競技テニスになると『ボールへの入り方』とも言われ、ものすごく重要な能力になります。
まずは、バウンドに慣れることです。テニスボールだけにかぎらず、どんなボールでも、バウンドに慣れることはとても重要です。
テニスラケットを置いて、コートの反対側から打ったボールを、胸の前でキャッチさせたり、3mくらいの距離から、手で転がしたボールをキックさせるなどしても、ボールとの距離感を養う上ではかなり良い練習になります。
特に小学校低学年の身長からすると、大人用のテニスボールの弾み具合は、かなり高く感じます。
しっかりとラリーするには、ボールのバウンドを素早く読み取ることが大切です。
将来、ライジングやトップ打ちなど、様々な打点でしっかり打ち分けることも視野に入れると、この『定位能力』をプレゴールデンエイジの時期にしっかりと磨いておくことが大切だと思います。
ボールとの距離感を測る能力をアップさせるので、ボールを上に投げて手で輪っかを作ってその中を通したり、同じくボールを上に投げて、一回転してキャッチするのなどしても、定位能力アップにはいいみたいです!
テニスボールを使ったリフティングも効果的でしょう。錦織選手はこれがむちゃくちゃうまいです。ノーバウンドが難しければ、ワンバウンドでのリフティングでも十分だと思います。(僕はワンバウンドでもいっぱいいっぱい。。。)
何よりも、ボールはの入り方の向上に将来大きく役立つと思います。攻撃的なショットを打つには、ボールを待って打つよりも、しっかりと自分からボールに入っていって打つ能力が不可欠だと思います。
定位能力をプレゴールデンエイジで磨いて、かっこ良くボールに入れるようになろう!
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