キーポイント
こんにちは!
どんな試合にも、勝負の鍵を握るポイントがあります。
競い合う中で、相手の競争心の芯をポキっと折ってしまうポイントが。
強いシード選手に、格下の選手が善戦したけど敗れてしまうような試合では、はっきりと心が折れる瞬間がわかる時があります。ですが、ほとんどの場合、試合が終わってみなければ勝敗の鍵となったのがどのポイントだったのかわかりません。それは、夢中で戦っている間に過ぎ去っています。
競争し続けるメンタリティが必要です。競技テニスには、まずこの試合が終わるまで競争しつづけられるメンタリティが必要不可欠です。先日から、競技ではなく一般のジュニアクラスも担当することになったのですが、テニスは上手い子が多いです。ただ、競争心が育っていません。でも大会に出るとか、勝ちたいという欲求がなければ、別にそれでかまいません。
僕が言いたいのは、上手い子はたくさんいるということです。ちょっと集中して練習すれば、競技レベルまで上手くなるような子供達はたくさんいます。でも、競争心がある子は、やっぱりそれが育まれる状況に常に身を置いて頑張っているということです。テニスは、技術の要素が強いというか、技術の部分を語り易いのでついつい技術論ですべてを片付けてしまいがちです。でもまず競争心ありきです。技術論が、戦うことから逃げる言い訳になってしまっては、勝利は遠のいてしまいます。
日常の練習マッチでは、知っている相手と慣れた環境で試合をします。テクニックによって勝敗の差がつくことが多いですが、大会に行けば、知らない相手と不慣れな環境で戦うことになります。
練習マッチでは、最後まで粘り強く戦って負けている選手でも、競争心がある選手は本番ではしっかりと予選を突破してきたりします。試合に没頭できるんです。
それができないと、自分よりテクニック的に劣る選手相手でも、本番の試合となると、うまくやれずに自滅負けを繰り返したりします。
勝負に勝つには、まずは勝負から逃げないこと。でも意外とそれは難しかったりします。
そして錦織選手が世界1位のジョコビッチに勝ちました!
今晩は決勝でフェデラーと!
昔、松岡修造選手もウインブルドンの前哨戦であるクイーンズ大会準決勝で、
当時世界1位だったエドバーグをファイナル10ー8で倒して決勝進出というのがありましたね!
修造はその時は決勝で負けてしまいましたが、今回は何か期待してしまいます。
フェデラーに勝って優勝とかいうことになれば、
グランドスラムでの優勝も期待できる選手になるかも!
iPhoneからの投稿
注目記事
- ヨーロッパのコーチが選手の素質を見抜く時にまず注目するところ
- オレンジボールやグリーンボールはいつまで?
- 世界中、強くなるジュニアが、テニスの練習でやっていること
- 外人って何食ってるからあんなにデカくなるんだろう?海外のジュニア選手の食事。
- ジュニアテニスで一気に伸びるために必要な行動
- ジュニアと親を苦しめるポイントシステムを解説!! ジュニアランキングを上げるための複数年計画の年間スケジュールとは。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。