気性
こんにちは!
今、競馬の馬の調教師さんの書いた育成論の本を読んでいます。
興味深いのは、馬の気性というものに対しては、『改善不可能』という姿勢をとっていることです。
人間であれば、『気性』というのは、荒くても、弱くても、改善の余地は十分にあるように思えます。
テニスにおいては、『気性』の荒さや弱さの改善が、
大きくそのプレイヤーの勝利に関係すると思います。
人間的な成長なしにテニスの成長はないといった感じでしょうか。
でもまあ、最近、そんなに気性の荒いジュニアはいないような気がしますが。。。
小さい頃から指導者がついてますから、抑え込まれているんでしょうね。
『気性』とは無関係ですが、
練習サボってゲームセンターに行くような子もいなくなったような気がします。
みんなまじめで意識が高いんでしょうね。
話を『気性』に戻します。テニスは勝った負けたのスポーツですから、
気が弱い優しい子よりは、気が強い子の方が向いていると思います。
でも人間は馬とは違います。『気性』の部分は改善できます。
でもそれは思春期以前には難しいような気がします。
水曜日のブログ
にも書きましたけど、それは持って生まれた『偏り』の部分です。
気が弱ければ、試合中のメンタルを鍛え上げ、相手の嫌がるプレイヤーになればいい。
逆に『気性』が荒すぎる場合は、冷静さをみにつければいい。
『人間は変われる!』
いじめられっ子から世界チャンピオンになったボクシングの辰吉丈一郎さんの言葉です。
閑話休題。。。
友人のブログ
に面白い記事がありました。
バルセロナに僕よりも前に留学していた同い年の友人。
テニスも俺よりかなり強かったなぁ~~。
内容はサザエさんの登場人物では誰が一番テニスで成功できそうか?というものです。
これはなかなかに奥深いですよ~。内容は友人のブログを見てくださいね。
僕が感じるのは、
カツオはカツオとして、
わかめちゃんはわかめちゃんとして、
のりすけさんはのりすけさんとして
強いメンタリティーを持ったプレイヤーになればいいということ。
カツオが、マスオさんを真似ておだやかで我慢強い性格を身につけようとする必要はないということです。
カツオはカツオなりに、というとネガティブな印象を受けそうですが、
それはネガティブなことではなく、ポジティブな考え方だと思います。
あの人の強いメンタルが欲しい。
あの人のここ一番の集中力が欲しい。
その『あの人』だって、自分の中の欠けてる部分を必死で補った結果
そこにたどり着いているはず。
振り返ってみると、僕は試合に出ていた頃、自分にあるものを信じ切れずに、
自分にないものを求めすぎていたような気もします。。。
あまり記憶にないですが、勝ちたい相手に勝った時は、
自分にあるものを信じ切れていた気がします。
なんてちょっと郷愁にひたりながら。。。笑。
ってか今回も熱かったですね!クラシコ!
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