木曜日は本の紹介!


こんにちは!

日々、ストレッチの重要性を痛感する毎日。

自宅にサウナでもあればなぁ。。。

家賃50万くらいならあるかな!笑!

庶民は風呂上がりにやりますか!

さて今日紹介する本はこちら!

最強の競馬論 (講談社現代新書)/森 秀行
¥714
Amazon.co.jp

別に競馬必勝法の本ではございません。笑。

ある著名なテニスコーチの方が、紹介していたので読んでみました。

競馬の馬の調教師さんの本です。

競馬で馬を『勝たせる為』に育成していく難しさを書いています。

読んでいて感じるのは、スポーツのジュニア育成と違って

完全にビジネス化しているということ。

馬主から預けられた馬を調教して、

勝たせることで馬主に利益を生み出す。

そして賞金の何%をもらう。

テニスで言えば、

一部のツアーコーチはそのような契約を結んでいるでしょうが、

一般的にはほとんどいないでしょう。

とにかく『結果』をだすことに、すべてをかけている感じが伝わってきます。

馬には、人と違って『心』の問題がないですから、(まあ現場の人は情がうつるでしょうけど)

人間を育てるより、かなりドラスティックな印象を受けました。

このドラスティックさ、これから色んな世界に押し寄せてくるのかなと

少し嫌な想像をしてみたりしながら。。。

良い結果を残した馬には、引退後も『種馬』としての価値があります。

本当に多額のお金が絡んだ世界なんですね。

著者のメッセージで感銘を受けたのは、

『馬づくりは人づくり』という言葉。

若い調教師に良い馬を担当させること、

そして失敗から学ばせることの重要性を説いていました。

確かに良い馬を預けてもらったら、

若い衆に見させて怪我をさせるよりは

ベテランがしっかり見た方が安心だろう。

でもそれでは、人が育たない。

一流の馬の調教師は、人を育てるのも一流なんだろうなぁ。

一人では馬を育てるなんてできないもんね。。。

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