金曜日はコーチの技術!スペインドリルコンセプト篇!
こんにちは!
前回までに番外編も含めて14個ほど紹介してきたスペインドリル。
1日6時間の練習は、
1時間のフィジカルトレーニングと5時間のテニスで成り立ちます。
5時間のテニスは、ウォームアップのラリー、ストレートクロスのラリー、
コーチのボレー返し(これについてはまた紹介します。)、マッチ練習、
そしてスペインドリルで構成されます。
毎日、1時間から2時間はスペインドリルをしていた記憶があります。
とにかく、空手の『型』のように日々、
同じことを全力でこなしていくドリル。
毎日同じことをするので、
コンディションがいいのか悪いのかすぐにわかるし、
不摂生な前日を過ごせば、すぐに翌日のドリルに現れてしまいます。
ドリル自体はシンプルで、ドリル中のアドバイスも、
『打点を高く』
『ネットの高い所を通す』
『腕をしっかりと加速する』等シンプルなものばかり。
毎日同じことしか言われません。
打ち方がどうの、
フォームがどうのというのは、
言われたことがないし、
誰かに言ってる所も聞いたことがありせん。
スペインなら、
『グリップを厚く握って、スピンをかけなさい』って言われるんでしょ?
とか、『とにかくミスなしでやりなさい』って言われるんでしょ?
とかよく聞かれるんですけど、そんなこと言われたことは一度もありません。
実際に薄いグリップの選手もいたし、
フラット系の選手もいました。
日本で俗にいう
『グリグリのスピン』なんてテニスではありません。
あるのは、シンプルな戦術を基盤とした練習コンセプトだけ。
次回からはそのコンセプトを紹介していこうと思います。
次回はもう来年ですね。
ではみなさまよいお年を!
来年もテニスを通じて、皆様に何かを与えられるように頑張ります!
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