金曜日はコーチの技術!スペインドリルコンセプト編3!
こんにちは!
バルセロナ留学中の1年3ヶ月の間、
毎日毎日飽きもせずやり続けたスペインドリル。
ここ数日、久しぶりにやってるんですけど、
今の自分に足りない物が面白いほど自覚できる。
練習に一つの『型』があるのは、
様々な利点があるんだなぁとつくづく思う。
やってる最中はうんざりしてやってるんだけどね。笑。
指導者の立場からしても、プレイヤーの上達やコンディションが
手に取るようにわかる。
僕もそのように計られていたんだなぁと、再認識してしまいました。
さて、今日のスペインドリルのコンセプトは、
『同じコースに連続して打つことがない』
ということ。
ドリル3のアプローチボレーは、同じコースにアプローチしてボレーをしますが
それ以外は同じコースにボールを打つことがない。
ものすごくシンプルなことだけど、
同じコースに打たないということは、
相手を逆サイドに走らせることができる。
これを徹底的に体に覚え込ませている。
クレーコートは球足が遅いので、同じコースに2回打つと、
相手は走らずにボールを打つことになる。
腕力の強い欧米の選手は、止まって打つとものすごいボールがくる。
それを避けるには、どんどんコースを変えていくしかない。
頭でわかっていても、同じコースに返す方が簡単でリスクが少ないので
ついつい同じコースに、とりあえず打ってしまう。
これを防ぐには、普段繰り返し行うドリルで体に覚え込ませるのが一番。
あまり細かいことはいわないけれど、
この打つコースに関しては徹底してアドバイスされました。
同じコースに連続して打たない。
弱いボールを逆サイドに打ってしまうと、
実践では、簡単にカウンターを食らうので、
しっかりとしたボールで相手を走らせなければならない。
その為の下地を日々作っている。。。
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