もたない。。。2!
こんにちは!
先日のブログ『もたない。。。』にコメントをいただきました。
簡単に要約させていただきますと、
結果は気になるけど、小学中学生時代は、
それを過程として捉えていくことが重要である。という意見。
そして、競技テニスを始めた時期や身体の発育いよっても、
求める結果は変わってくるので、
どこで結果を求めればいいのか難しいという意見。
確かに、『結果』というもは、どの段階で出てくるのかは、本当に予想できない。
もししようとするならば、他の情報を全部遮断して、
一人のコーチ、指導者のコンセプトに基づいて活動した場合だろう。
でも情報を遮断することは難しい。逆に危険な場合が多いと思う。
それに信頼のおけるコーチに任せたとして、
『結果に現れるのは3年後です』
と言われても3年間も信頼し続けられるとは限らない。
大概の場合は我慢できない。。。
そう考えると、現在ある中でもっとも低年齢のカテゴリーである12歳以下のカテゴリーにおいて、
小学1年生くらいから試合に出て、負けながらテニスを作っていくのが
一番精神的には楽な作業ではないのかなぁ、と思う。
なかなか勝てずに、『もたない。。。』と感じる時期には、
まだ体格差があるのため、負けを受け入れやすいかもしれない。
それも理想論かな。いくら考えても厳しい世界であるということなのかも。
ちょっと話をそらしますと、
先日の内田樹さんのブログにこんな記事がありました。
『困難な時代を生きる君達へ』と題して
これからの社会が予測不能なのは、今までのように、真面目に受験勉強をして、
いい大学に入っていい企業に就職すれば大丈夫という人生設計が難しくなったからだと説明していました。
そして、報われると信じて努力して報われる人もいるし、努力したのに報われない人もいる。
その分かれ目に法則性がない。これが私たちの時代の「困難さの実体」ですとありました。
報われると信じて努力して報われる人と報われない人がいる。
まさしくテニスと同じですよね。
内田さんは、その困難な時代を生きる若い人たちに、
『努力することそれ自体が楽しいことを基準にしてください』
とメッセージを送っていました。
自分自身のテニス歴を振り返っても、努力って難しい。楽しんで努力するってもっと難しい。
努力って成果を得るための手段なんですけど、
いつの間にか努力すること自体が目的になってしまい、
努力して安心してしまう。
そうなると、成果につながりにくいし、成果が出ない時に、
方向転換できなかったり、必要以上に落ち込んでしまう。
努力することを楽しいと思える。
ものすごく難しいことですけど、『もたない。。。』と感じた時、
もしくは感じる前に、何かしらの対策が必要なのかもしれないですね。。。
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