海外いくなら2!
こんにちは!
先週、海外いくなら最低半年くらいをお勧めします。
という記事をかきました。
今日はそれに追加する形で記事にしたいと思います。
10代のプレイヤーを行かせる場合、保護者の存在は欠かせないと思います。
勉強での留学なら一人でもいいと思いますが、テニスは別です。
海外のアカデミーは、日本のそれよりも細かい制約がありません。
手を抜きたいと思えば抜けるし、遊ぼうと思えば遊べてしまいます。
勉強での留学でもある意味同じかもしれません。
でも勉強の場合は小テストなどである程度現状把握が、離れている日本でもできます。
日本では、決まりごとや制約がありますが、海外では自由なことがほとんど。
それになれていない10代のジュニアはよくない方向に流されがちです。
実際、僕がバルセロナに留学していた時も、
僕と同じように自分で貯金してきたプレイヤーと、
言い方は悪いですが、親のお金で来た10代のプレイヤーでは
気持ちの粘りが全然違いました。
海外では練習休んでもそんなに厳しく追求されないので、
ズル休みが癖になるプレイヤーもいました。
見張り役の保護者の同伴は
滞在費が2倍になりますが必要だと思います。
もう一つ重要だと思うのはコーチの存在です。
保護者の方が、ある程度テニスに精通していていればいいのですが、
そうでない場合、テニスを見張る人も必要です。
海外のアカデミーでの環境によりますが、大きなアカデミーほど、
一人一人に対するケアは、細かい所まで目が行き届かなくなります。
向こうとしては、1万人にひとりくらい良いプレイヤーが誕生すればいいくらいの考えですから、
ただ漫然と日々がすぎて行くということにもなりかねません。
実際、日本でやってた方が良かったんじゃいの?ってプレイヤーも多々います。
語学の習得なども考慮に入れて、総合的に考えるとまた話は別ですが、
ただフルスイングでパカパカ打って、
日本でも全く勝てないようなプレイヤーなのにほったらかし
という状況も多々あると思います。
テニスの技術も含めて目が行き届くサポートが必要です。
今現在、どんな技術の習得をしようとしているのか?
また休みは十分に取れているのか?
何を目指して、何を変えようとしているのか?
などが、明確にそして簡潔に共有できることが重要です。
できれば、海外でのアカデミーの練習にプラスして、
休みの日や空いてる時間に技術の調整や確認のための
個人レッスンができる人がいれば最高です。
一緒に行った親も含めてパニックになることもままあります。
日本のコーチやテニスクラブに対しては、意見を言えても、
海外にでた途端、自分を表現できなくなるのはよくあることです。
語学うんぬんというより、メンタリティの問題で。。。
日本よりも、空気を読んだり、無言で伝えるという文化は海外では希薄です。
かといって、海外なんだから、なんでも言いたいこといって、
喧嘩しながら事を進めて行くというのも偏った考え方です。
きちんと意思表示をして、コーチを尊敬して
会話をしつつ進めて行くというのは万国共通です。
もちろん海外に一人で放り出して、人間としてのたくましさを身につけて、
それをテニスに生かすという考え方も尊重します。
が、親の方にとんでもない決意と度胸がいるでしょう。
リスクは少し高いですが、その方がもし生き残った時には、
たくましいプレイヤーになると思いますが。。。
日本で人間形成がしっかりとできていれば、一人でも大丈夫です。
でもテニスが伸びるかどうか?ということになればコーチ的な人の存在はいるかもしれません。
まあ、その存在が返って邪魔になることもあるからなんともいえないか。。。
あまりテニスに精通していない人が、
フォローしていてもおかしな根性論や頑な技術論になることもあるし。。。
まとめると、保護者がついて生活の安定をはかる。
そして、海外のアカデミーのコーチ以外に、テニスのサポートができる人間がいる。
もしくは、海外のアカデミーとテニスの技術についての
コミュニケーションを取ってくれる人間がいる。
というところでしょうか。。。
お金なんぼかかんねん!って話ですね。。。苦笑。。。
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