火曜日はコーチの技術!スペインでのドリル以外の練習2!
こんにちは!
さて先週の金曜日に紹介した、スペインでの練習 。
日本でもよくやるストレートクロスという練習。
先週のブログでは、プレイヤーはただ左右に動くのではなく、
オフェンスとディフェンスを意識&判断して
ななめに動く必要があることを紹介しました。
球足の遅いクレーコートでは、絶えず攻守が入れ替わるので
普段のラリーから意識&判断することをくせにすることが大切です。
でもそれはクレー以外のサーフェイスでも共通することだと思います。
そして、この練習をする意義はもう一つあります。
この練習中にコーチにいつもこう言われていました。
『自分がたくさん走ることになっても相手を走らせろ!!』
以前紹介したスペインドリルのコンセプト に、
『同じコースに連続して打たない』がありました。
スペインでは、『ディレクションチェンジ』とよく言われています。
テニスでは、同じコースに打った方が、
自分のポジショニングは楽になります。
クロスならクロスどうしで打ち合うとそんなに走り回らなくてすみます。
コースを変えると、逆サイドへのカバーが必要になり、
相手を走らせる分、自分も走ることになります。
それでも、相手を走らせて、自分も走ることを続けなさいということです。
なんてしんどいスタイルだ。。。
ただ、コースを変えて打つ練習の為にこの練習をしているのではなく、
勝つ為の戦略としてこの練習があるんですね。
デレクションチェンジを繰り返し、相手を走らせ、
また相手にそうされても、自分は走り続けて
ボールをコントロールし続ける能力を身につける。
その為に、このストレートクロスのラリーを毎日、
20分くらい(コーチの機嫌が悪いともっと。。。)やらされます。。。
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