言葉のイメージ


こんにちは!
人生最大で最悪の口内炎ができてしまい、胃を休める為、食事制限してます。悲。
今までは、口内炎なんかできても気にせずにガンガン食べて治していたんだけど、今回のはありえないくらい大きい。早く退治してまた、もりもり食事したいです。
さて、ある所で目にした記事の中に、ドミノピザの創業者のこんな言葉がありました。『僕らが会社を作った頃は、起業という言葉はありませんでした。その頃は脱サラと言っていました。』
同じ行為でも言葉によってイメージがずいぶん違うものですよね。起業と言えば、夢に向かって、大きな社会貢献に向かって、大金持ちに向かって事業を始める、といったプラスのイメージがします。対して脱サラと言ってしまえば、サラリーマンが嫌になって、自分一人でなんかやっていこうかな、という風に何かマイナスの印象があります。
また最近、シャープがホンハイとかいう起業と資本提携したというニュースがありました。まあ、賛否両論あるみたいですけど、シャープなんて日本の優秀な人材が集まっている企業なんだから、グローバルに活躍できるように凝り固まった経営はしてほしくななぁと感じます。
そこで思い出したのが『ハゲタカ』という言葉。ホリエモンがずいぶん前から、この言葉の使い方には悪意があると言っていましたが、その通りだと思います。外資系企業が、日本の企業を買いにくると『ハゲタカ』といって敵対視する。もしくは、させようと扇動する。別にどこの国籍の会社になっても、働く人やそのサービスを受ける人にとってプラスになれば問題ないと思うんだけどね。
『脱サラ』が『企業』になったように、『ハゲタカ』も『コウノトリ』くらいのポジティブな呼ばれ方をするようになるのかな。
言葉のイメージで言えば、僕が一番悪意を感じるというか、うまく使えていないなぁと感じるのは『モンスターペアレンツ』です。頭にモンスターなんてついてるんだから、明らかにもう悪意というか、マイナスイメージの言葉ですよね。
言葉のイメージが強すぎて、少しでも意見を言う親がいれば、その言葉(モンペア)を使ってしまい、はなからその意見が相手を困らせ、自分の主張だけを押し付けてくるというイメージを植え付けてしまいます。
クレーマーも同じでしょうか?
クレーマーもモンスターペアレンツ的な意見も全体の数%も存在しないでしょう。(本当にその数%に困らされている人がいいたらごめんなさい)なのに過度に反応してしまうような言葉で定義付けされてしまった。悲。
ほとんどの日本人がそうだと思うんですけど、逆に意見を言う側の人間の方が、自分がクレーマーやモンスターペアレンツと思われないように何か配慮してしまうという、余計なエネルギーを使う羽目になっています。
明らかに、モンスターという言葉の冠がつけている空気がありますよね。。。その空気が、すべての流れを詰まらせていたり、先生を過剰に構えさせたりする。
受験でもテニスでも子供がすることに親の協力は必要不可欠です。
このブログにコメントやメッセージをくれるジュニアのご父兄の方々は本当に熱心な活動をされています。
『ハゲタカ』『モンペア』これらの言葉が数年後、どのような言葉に変わっているのか楽しみです。
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