『PLAY+STAY』賛否両論! ボール感。
こんにちは!
今週から金曜日は、『PLAY+STAY』について。
『PLAY+STAY』について詳しく知りたい人はこちらへ。
簡単に言うと、低年齢のジュニアに大人のボールを打つことは困難なので、
年齢に合わせたボールとコート(広さ)を用意してテニスしましょう。ってことです。
ボールは、レッド、オレンジ、グリーンの3種類です。
驚くほど、打ちやすく、低年齢のジュニアでも試合が容易にできます。
幼少の頃から試合経験を積ませて、
テニスの楽しさを味わってもらおうってことです。
賛否両論なんて言うと大袈裟ですけど、
自分なりに導入しての苦労や気がついたことを書いて
意見交換の場にしていきたいと思ってます。
まず、導入して感じることは、ベースとなる『ボール感』は
どのボールであっても同じであるということ。
バウンドしたボールをキャッチしたり、
ノーバウンドでキャッチするということは、
当然のことながら、ボールの質は関係ありません。
力がなくても、レッドボールならラリーができます。
ただ、基本となるボール感がなければ、結局どうにもなりません。
ボールのバウンド地点に走り込んで詰まってしまったり、
ボールが飛んできてもすぐに動き出せないようでは、打点にたどり着けません。。。
僕のジュニア、キッズクラス(選手コースではなく一般)では、
とにかく手出しやラケット出しで出したボールを時間のかぎり打ちます。
最初は、空振りしたり、真横に打ってコーチにぶつけたりしている子も
数ヶ月すれば(週1回のレッスンで)、打てるようになります。
PLAY+STAYのボールを使ってラリーしても、とりあえずは、
このボール出しのボールを打つのが上手い順に、ラリーなどができます。
基本のボール感は、テニスを含め様々なボールにふれあう中で
つけていくもの。
ボールが変わったからと言ってなんにも変わりません。
でも上手くいかなくても、空振りばかりでも、一往復も続かなくても、
ラリーをする子供達の表情は、黙々とボール出しのボールを打つよりも
何倍も楽しそうです。(当たり前か!笑!)
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