ミラクルボディー!
こんにちは!
先週末の日曜日のお昼間に、ぼけぼけと『眼』について考えていた。
んでもって、夜にテレビを見ていたら、
まさにアスリートの『眼』についての特集をやっていてびっくり!
オリンピックでも金メダル候補のご存じ日本体操界のエース。
体操と言えば、鉄棒でも吊り輪でも床でも、空中でくるくる回って着地する。
番組では、そのくるくる回る様子を、選手目線で見られるように、
おでこにちっちゃいカメラをつけて撮影していた。
その映像は、空中で3回転すれば、天井と床が交互に3回映っている。
もちろん高速で。
内村選手と同じく世界トップクラスの体操選手で同じ実験を行い、
あとから自分の映像をみたとところ、面白い違いがでました。
内村選手は、『映像で映った通りに見えている』と答えたのに対して、
もう一人のトップクラスの選手は、『そのようには見えていない』と答えたのです。
二人の着地のうまさを比較すればその差は歴然。
内村選手のレベルの高さと、それを裏付ける『眼』の良さがよくわかりました。
番組では、小学生の時に、実家にあったトランポリンで(実家は体操教室)
毎日、くるくると回っていたので自然にそのような能力が身についたのでは?
と言っていました。
普通、空中で3回転のしてるのに、まわりの景色なんて見られないですよね。
やはり天才の『眼』は、天才的なんですね。
そしてもうひとつ、内村選手に関して、驚くべき情報が。。。
『眼』よりもこっちの方が、何倍も驚きました。
イメージトレーニングをする時に、脳のどの部分を使っているのか?
という実験を内村選手と日本のトップ選手の2人で行いました。
日本のトップ選手の方は、俗にいう『3人称イメージ』というやつで、
競技をしている自分を、客観的に見ているような感じだそうです。
普通、イメトレってそうですよね。
その3人称イメージでどこまで、細かいところまでイメージしきれるかを
気をつけると思います。
しかし、内村選手がイメージトレーニングをしている最中、
脳の高次運動野という部分が激しく動いていました。
もう一人の実験したトップ選手には全く見られなかった動きです。
普通、イメトレで高次運動野が動くことはありえないそうです。
高次運動野とは、
どの筋肉をどのくらい動かすのか?
という司令塔の役割をはたす部分です。
要するに、イメトレが1人称なのです。
そして、筋肉を動かす指令まで送っている。
テニスでこれをやろうと無理矢理チャレンジしてみましたけど、とても難しい。
すぐに、サーブをしている自分をイメージしてしまいます。
無理矢理、トスアップしたボールを見上げるシーンをイメージしても、
打つ時にはもう3人称でイメージしてしまう。
こんなイメトレができるなんて。。。
身体の使い方は、
友達のトレーナーさん、鍼灸師さん、理学療法士さんに
聞けば教えてもらえますが、
脳とか神経になると。。。
また興味を持てる分野が増えました。
でもテレビ番組は、
その分野に詳しくない一般視聴者(僕のこと)が
わかりやすく楽しめるように作られているので、
鵜呑みにしないで、自分で聞いて、調べていかないとですね。。。
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