スペインテニス賛否両論!ストロークとサーブのバランス。
こんにちは!
そう言えば、スペイン留学時に練習が少ないなと感じたショットはサーブ。
マッチ練習はあるので、サーブを打つことは打ってるんですけど、
たくさん時間を割いて練習するということはなかった。
とにかく、ボールに対してしっかりと足を決めて打つ。
ということを一日中やっていた。
もちろん、様々なサーフェイスに対応していくには
サーブ力というのはとても大切な要素になるんだろうけど、
アンツーカーの遅い展開には、あまり重要でないからだろう。
実際、よほどのサーブでないかぎり、
それだけに頼って勝つということはアンツーカーではできない。
サーブとリターン練習に割く時間は、重要だと思う。
でもスペインでは、ATPランクの選手でも
それほどサーブには練習時間を割いていた記憶がない。
しっかりとテニスの土台を作って、
必要になれば、パワーアップを図るんだろう。
実際、下の動画の2選手は、足を決める能力はずば抜けてるけど、
サーブのシーンではあまり迫力を感じない。
(もちろんものすごい回転量なんだろうけど。)
当時はサンプラスの時代。
その後、クレーで基礎を作って、
あらゆるサーフェイスに対応できる選手がたくさん現れた。
長い長い時間をかけて、伝統を大切にしてきたスペインテニス。
何か一つでも徹底的に極めれば、その他は自ずとついてくる。
武器は、『ボールに対してしっかりと足を決めること』
長い時間をかけてそんな武器をつくるのが、スペインテニス。
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