スペインテニス賛否両論!しゃ~なしやで。。。
こんにちは!
先日、スクール生の方をお話していた時のこと。
『スペインテニスって守備的ですよね??』
と言われました。。。
即答で『ちゃいますよ~』って答えときました。笑。
実際に、現地でスペイン人の
自分と同じくらいのレベルのプレイヤーと
試合するとよくわかります。
ものすごく、はげしく、攻撃的です。
コートのどこからでも攻撃してくる感じです。
確かに、コートの後方でプレイすることは、多いように見えるかもしれません。
でもあれは、『しゃ~なし』です。
勝つ為には、そうしないと仕方ないからそうしているんです。
実際に、少しでも浅いボールを打とうものなら、
すぐにコートの中に入ってきてしばかれます。
ベースライン上のラリーの応酬でも、ちょっと合わせて軽いボールを打ったら、
後方からしばかれて、致命傷になります。
クレーという遅いサーフェイスの特徴上、
ベースラインの後方でプレイしているように見えますけど、
あれは、気持ちが引いてそうなっているのではありません。
一番、ポイントを取る確率が高く、攻撃的なプレイをしているだけです。
確かに、クレーでのスタイルが身についてしまって
ハードコートでは少し守備的に見えるかもしれませんが、
それでも、相手選手にはものすごいプレッシャーがかかっています。
後ろで打っているようで、少しでも油断するとやられますから。
クレーならもちろんのこと、ハードコートでもヘビーにスピンのかかったボールってのは、
打ち込みにくいです。ボールがとてつもなく重く感じます。
こんなに遅いのなら、打ち込めるだろうと思っても、
全くボールが飛んでいきません。
これでもか!ってほどにボールに魂がこめられてます。
ナダルやフェレールとフェデラーやデルポトロが試合していると、
後者2人はものすごくあっさり打ち返しているように見えますけど、
あの2人だからこそできることだし、想像ですけど、大変な思いをして
打ち返していると思います。
スペインテニスは、とてつもなく攻撃的です。
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