スペインテニス賛否両論!腕っぷし!
こんにちは!
みなさんは『手打ち』という言葉からどのような印象を受けますか?
おそらくネガティブなイメージがほとんどだと思います。
先日紹介したこの本に、
『ボールを打つのに下半身を使うのは余計なことだ』という内容がありました。
『手を使って打てば十分だ』と。
伝説のテニス選手の言葉です。
バルセロナでヨーロッパのプレイヤーとたくさん出会いましたけど、
やはりみんな腕っぷしが強い。
指導においても『腕をふれ!』『腕を加速しろ!』なんて言葉が多い。
体全体を使ってスイングなんて意識はあまりないように感じました。
これっばかりは百聞は一見に如かずで、見ないとわからないんですけど、
フォームがまとまっていなくても、『手打ち』でものすごいボールが飛んできます。
スペインテニスの練習の中心となる、
スペインドリルはこの長所をより伸ばすために存在するとも言えます。
この部分だけは、日本でスペインドリルを行う上で、
注意しなければならない点だと思いってます。
腕っぷしだけで、相手からアドバンテージを奪えるほど、
日本人のフィジカルは強くない。それは、日本人どうしが対戦する時も同じです。
相手よりも腕っぷしが強いからと言って、
それだけで相手を吹っ飛ばせるほどのパワーがある選手は少ないと思います。
死んだボールをしっかり打ち込むのは、
腕っぷしがなくても可能なんですから。
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