レディースの技術!『交通事故みたなもん。。。。』
こんにちは!
先週言っていた、近いボレーシリーズはちょっとおいといて。
今日は、スクール生でレディースの試合や草トーに出ている人とよく話す内容について。
とにかく多い声は、
『ゆるいボールに負けた。。。』
『相手に決められたわけじゃないのに自滅した。。。』
とかいう内容。
試合に出始めて、最初に勝ち始めるまでに
立ちはだかる大きな関門がまさにそれ。
『ゆるいボール』や『自滅』の関門を超えないと何にも見えてこない。。。
ボレーで崩して、スマッシュで決める!
ロブで抜いて、ネットにつめる!
足元に沈めて、ペアに決めてもらう!
そんなことを練習していても、試合で出す前に負けたり、
出たとしても0ー30から1ポイントくらい取って、勝ちにつながらない。
派手に練習どおり決まっても、相手はそんなにプレッシャーを受けずに
『まあ、こんなこともあるわな』みたいな顔している。
僕自身もなんとなく試合に勝て始めたのは20歳くらい。
それまでは、ど派手に(たいしたことないが。。。)
フォアハンドで決めに行って、
自滅しまくって即負けしていた。笑。
たまには、ツボにはまって、バシッとエースを取ったりする。
ある時、草トーでたまたま(本人は毎回決めようと大真面目なんだけど。。。悲)
僕のフォアが決まった時、相手の選手はボソッと言った独り言が聞こえてきた。
『まあ、今のは出会い頭の交通事故みたいなもんやな。。。(ニヤニヤ)』
当時は、カチンときたもんだけど、
今思い出すと、なかなかうまいこと言うもんだなと思う。笑。
そんなこんなの経験を経て、
『なんにもしない&拾いまくり』のスタイルでしばらく勝ち続けたのを覚えている。
そうやって『戦う』ことを覚えると、
先の『出会い頭の交通事故』の意味がよくわかってくるし、
そうやって、派手にポイントを取られても、
全く気にならないどころか、
『こういうタイプには、なんにもせんで勝てるな。。。』
とか思ってしまう。
『ゆるいボール』や『自滅』の関門が目の前に立ちはだかっている人は、
なんとかして、その無効側に行かなくてはならない。
来週もこの続きで。。。
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