一人になる。。。


こんにちは!

江坂TCにて、第2回のグリーンボールの大会をしました。

来年からは隔月開催で、ビジターの方も参加できるようにするので

楽しみにしておいてくださいね。

低学年の部、高学年の部、そして現在大阪で予選を突破している選手

の3カテゴリにわけて行いました。(予選突破グループはレギュラーボール)

予選突破グループは、やはり別格で見応えのある

ラリーが展開されていました。

優勝は5年生のジュニアでした。

そのジュニアの試合前の行動について。

(以下、Aさん)

当日、小学1年生から参加しているこの大会の

受付&運営デスクには、元気な子供達がたむろしていて、

ドローの抽選をしながら、

きゃっきゃきゃっきゃと楽しい声が響いていまいした。

そんななかそのAさんは、さっと抽選をすると

人混みを離れて、黙々と素振りを始めた。。。

一人で。

まわりにご父兄の方々はいない。

総勢20名以上が参加していたけど、

そんなジュニアは1人だけ。

僕には、5年前の記憶が蘇る。

同じ小学5年生の試合を見に行った時のこと。

試合前は一人の時間を作ってあげたいと思い、

両親と一緒にいた、その子に離れた場所でのなわとびを指示。

その1分後、僕の目に飛び込んできたのは、

なわとびを中止させて、緊張をほぐすためか、

子供の後ろに回って両肩をもみもみするお母さん。。。

まあいっかと思ったことを思い出した。

その試合の勝ち負けは、どうでもいいとして、

僕が感心したのは、Aさんの

試合前に1人になって準備をしていたその態度。

例え、優勝できなくても、評価してあげたいと思いました。

別に、(誰かに)やらされている風でもなく、

自ら気合いを入れていた。

こういうのって、難しいもんで、

やらされてもあまり効果なかったりする。

強制して一人にならせるよりは、

楽しい雰囲気のまま試合に入る方が良いとも思う。

あまり低年齢から、強制的にやってもね。。。

自然が一番。

ただ集中して、試合にのぞみたければ、

一人になる時間を大切にするはず。

サーブ練習を大勢でやっていても、

一人の世界に入ってやっているジュニアもいれば、

会話が弾みまくるジュニアもいる。

テニスは、大勢で練習する機会が多いけど、

その中でどうやって一人になれるか。。。

そう言えば、スペインで見ていた強いプレイヤーって、

本当に集中状態からなかなか出ない。

我に返る瞬間ばかり僕と違って、(比べるなよって?笑)

ず~~~~っと集中状態に潜り込んで出てこない。

ボールを打っていない時も、テニスのトレーニングは始まってるんだなぁ。。。

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